城陽市自治会問題①PTA問題と同じ役員のなり手が無い | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。




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今回は城陽市の自治会の問題である役員のなり手がいない事についてです

前回紹介したように、全国の自治会の加入率は下がっていて、現在全国平均は7割くらいと言われていますが、中には5割以下になってきている自治体も出てきました。

城陽市でも令和3年の調査から
・役員のなり手がいない。
・退会者、非加入が多い。
・高齢者が多い。

事が下記の資料から分かります。

役員のなり手がいないので、どうやって役員を決めているのか?については、推薦や話し合い、くじ引きで選出していることが多いようです。


また、自治会の活動や運営での困り事は何か?
については、PTAと同じく高齢化、非加入・退会、役員のなり手がいないとのデータです。

そしてまとめとして、行政や団体の依頼事項が多いことから、
事業負担の原因が自治会事業よりも、市や関連団体の依頼が大変であることが分かります。

これはPTAが上部団体の城陽市PTA連絡協議会などの仕事や、校区の仕事の負担を抱えて悩んでいるのと同じ構図があることが分かります。



(抜粋)

自治会の活動や運営での問題・困りごとが特にないと回答したのは、5自治会のみにとどまり、多くの自治会が活動する上で問題や困りごとを抱えていることが結果に表れた。 

その内容のうち最も多かったのは
「1. 役員の引き受け手がない」ことで、次いで「9. 高齢化により活動に支障が出ている」ことや、「5.未加入者・退会者が多い」ことが問 題として挙げられた。 

 「その他」を選択された自治会からは、・社協関連の依頼 (募金など)が多い・ というような
「13. 行政や団体からの依頼事項が多い」に関連した意見や、区民運動会など体振からの負担が大きい・高齢者は役員を辞退できるため、若い世帯はすぐ役員が回ってくる状態・高齢による退会があるが、退会されると自治会としてサポートが難しいなど、
「9.高齢化により活動に支障が出ている」に関連した意見が多くあった。 

 一方で、・今までは輪番制で、1年が過ぎると継続性がなかったが、今は前年度の役員が何人かは 残っているので前年度の状態が伝わりやすい・会長を何年か継続していると、「来年はこうしていこう」という改善策が建てやすい というような、それぞれが抱える問題点に対する改善策を記入された自治会もあった。
(抜粋ここまで)
とのこと。






また、なり手を確保するためにどうしているか?については、
・マニュアルの作成
・経験者の応援体制
をつくり、役員を引き受けてもらいやすい環境を工夫しているようです。

一方、くじ引きで有無を言わせず、押し付ける事も行っているところもあるようです。







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