城陽市立鴻の巣保育園　保護者会は入退会自由の任意団体（追記版）

今回は城陽市立鴻の巣保育園の保護者会問題についてです。

城陽市立鴻の巣保育園は公立の保育園です。

保育園には任意団体の保護者会があり、現在は入会届がありません。

最近は保護者会に入らない保護者も出てきています。

保護者会はそもそも、保護者で構成する組織で、いつでも入会したり、退会することができます。保護者会に入っていなくても、保育園の利用はできます。

保育園に入って、保護者会とのトラブルを防ぐ為にも、保護者会の活動内容を事前に確認して、保護者会に入るか入らないかを十分検討する必要があります。

保護者会に入らない場合は、入園式の後、担任の先生から保育園での過ごし方の説明会があり、

その後保護者会の役員決めがあるので、その時に帰れば非会員でいられます。役員決めの時に「辞退届」が渡されるので、４歳までなら家庭事情や病気等理由があれば、辞退できることになっています。

ただし、５歳だけは５歳児の卒対的な委員会があり、その委員会には様々な事業があり

（卒業アルバム作りは保育園のイベント事に保護者が写真を撮って制作。レクリエーションは半日遠足の企画運営で先生達も参加しています。Ｔシャツを制作して、子供に着せる等の活動もある事から卒対費用がかかるため５歳児の保護者会費は、通常の保護者会費以外に8000円程度の徴収があります。

また、それぞれの係の担当になった時に引き続きはなく、過去の書類等の参考資料やパソコンのデータをもらうだけで活動しなければならないので、どうしてよいのか戸惑う保護者の意見も聞かれます。）、

５歳児の委員会については

辞退が如何なる理由でも認められないので、

もし困る場合は５歳の時に退会届を提出して、保護者会に入らなければ問題ありません。

鴻の巣保育園の保護者からは、保護者の活動の見直しの要望がたびたびでていますが、対応してもらえないことが、保護者の間で問題になっています。

以前紹介した、保護者へのアンケートがあって、城陽市子育て支援課に出された要望書に、保護者会負担についての要望が出た事もあり、子育て支援課と園長名で回答が出されました。

それが下記の文書です。

「保護者会の行事や会費については、ご負担になっている部分がございましたら保護者会内部にて話し合っていただき、中止や見直しをご検討いただくのは任意でございます。」

と書いてあります。しかし、保護者会の一部の活動に熱心な保護者がおられ、見直しが非常に難しいことから、

保護者会に入らないことしか、今は保護者会負担を減らす事が出来ないことになっています。

そもそも入園した時に活動内容や、役員負担、役割、保護者会費等の説明を十分に説明し、

保護者会の活動内容や活動の趣旨に賛同する人に入会届を提出してもらう。

それが本来の入会手続きではないでしょうか。

保護者会の活動方針を見てみると、

保育園の中の活動だけでなく、

・全国保育団体合同研究会、京都保育の集いへの参加

・母親大会への参加

・文化学習活動等への参加

・保護者会の上部団体である城陽市保育園保護者会連絡協議会（保連協）への参加

にも参加協力を求められます。本部役員の負担は大変大きく、保護者の間でも問題になっています。

保育園の保護者は仕事で忙しいから、保育園に子供を預けていて、保護者会活動に参加できるかどうか、確認をしないと大変なのではないでしょうか。

参考

鴻の巣保育園保護者会の組織

城陽市の保育園一覧

城陽市立保育園