京都府相楽郡精華町のPTA問題 精華町教育委員会の定例会で話題に | 義勇兵のブログ

義勇兵のブログ

高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。

 



にほんブログ村 教育ブログ PTA活動・保護者会へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 学童保育へ
にほんブログ村


今回は京都府相楽郡精華町の
精華町教育委員会の定例会会議録のことを書きたいと思います。(精華町はけいはんな記念公園とかの施設が整ったところで、近隣の子供を持つ家庭の方はご存知かもしれません。)

精華町教育委員会の令和4年第10回の定例会で以下の話題がありました。

(抜粋)

議事録を確認し、前回話題になったPTA加入の件はやは り大きな問題であると改めて認識した。私が現役教員だった たころ、新しい学校がたくさん開校していく中で、相来、 山城、京都府、全国と上部団体に対して負担金を納めると いう仕組みについて、PTAの役割の重要性は分かるが そういった体制はおかしいのではないかという意見を持つ 学校がいくつかでてきたことを思い出した。現在はPTA加入、未加人は個人の判断ということで、先生も含めて自由ということになれば、管理職が加入を拒否するケース が生じることも考えられ、PTAにとって本当に今は大事 な時期ではないかと思う。

PTAは社会教育関係団体であり、教育委員会が指導的 な立場にはないという大前提はあるが、やはり今後の方向 性のようなものは教育委員会としても考えておくべきでは ないかと今回認識した。

(抜粋ここまで)

ちなみに前の第9回の議事録を確認してみると

「また、次に、一般質問におけるPTAに関する質疑につ いてだが、各学校単位のPTAは学校に在籍する児童生徒 の保護者と教職員で構成される社会教育関係団体というこ とだが、PTAへの加入は任意であり、保護者、教職員が 加入を強制され、または自動的に加入するものではない。 しかし実際は、これまでの長い慣例や慣習の中で、特に小 学校のPTAの規約、会則で、入学をもって自動的に加入 するというような規定になっており、おかしいのではない か、また、教育委員会としてPTAに指導、支援をどのよ うに行うのかという考え方を問うものであった。

この質問に対しては、まず、PTAの性格を考えると、

加入は保護者の自由意思であるという説明を、入学時など に保護者にきっちり説明することは必要だと思うが、教育 委員会の指導下にPTA組織があるわけではなく、独立し た組織でもあるので、今後、PTAにおいて検討されるべ き課題であると認識していること、また、社会教育法第1 2条の規定により、教育委員会が社会教育団体であるPT Aに対して指導的な立場をとることはないが、求めがある 場合は可能な範囲で支援することは重要であるため、各校 のPTAを束ねている精華町PTA連絡協議会や校長会と 連携を取りながら、必要な支援を実施したいと考えている こと、そして、今後、各校においてPTAの任意加入につ いての議論や規約の見直しの検討を始めていただかなけれ ばならないと考えていること、以上の答弁を行った。」

精華町のPTA会員数や非会員数は現在調査中ですが、多くの退会する保護者が出てきているようてすからこれからの動向が注目されます。

参考
精華町ホームページ
 



学校やPTAによる人権侵害問題については、
精華町人権相談窓口へ