城陽市PTA問題 城陽市某小学校のPTA改革の顛末 その1 | 栗東市と城陽市PTAと学童保育所保護者会の問題

栗東市と城陽市PTAと学童保育所保護者会の問題

栗東市と城陽市PTAと学童保育所保護者会の問題について書いています。

栗東市立学童保育所の某学童保育所保護者会会長を経験。

LINEオープンチャット「城陽市の任意団体について考える会」

X(旧Twitter)アカウントもよろしくお願いします。

 


城陽市PTAの様子
 



にほんブログ村 教育ブログ PTA活動・保護者会へ
にほんブログ村


にほんブログ村 子育てブログ 学童保育へ
にほんブログ村



城陽市の某小学校で4年間役員をして、PTA会長もして、そして改革をしようとしたのですが、校長や教頭の協力を得られず、頓挫してしまった方の事例の紹介です。

これを読むといかに城陽市のPTA問題が難しいかが分かると思います。

その方が某新聞社の取材用資料として作成されたものをご紹介します。(実際は記事にはなりませんでさしたが。)

(某元PTA会長の備忘録)

・1ページ目

全体的な経緯について

22年、前年度中

前年度役員に対して、PTA改革したい旨を説明。 中でも任意団体であることの明言と、入会の意思確認、それから個人情報取扱いにいての 規定を作ること、上部団体(連P) に加入するかどうかの決議をすること、を具体的に早 急にしたい事として挙げて提案しました。が、議論する時間がないなどの理由で前年度役 員としては対応しないことに。

3月に新年度役員の役員会。

そこでも同様に改革の話をしましたが、新役員の理解も追いつかない中で、PTAを早急に 改革するのはやはり難しい、せめて一年かけて議論をするようにするのはどうか? そのた めに役員会と別に考える場所を作るのはどうか?という話になる。

5月11日

PTA総会

総会の4号議案 「基本方針」の中に「PTAの適法化・適正化のために本部役員会と別に 議論する場を設けたいと思います」という文言を入れ、意見を求めた上で評決、承認。

6月3日

PTA活動についてのアンケート内の項目で、議論する場についての参加意向があるか調 查。

7月7日

「PTAの適法化・適正化のために本部役員会と別に議論する場」こと 「◯とPTAについ て考える会」の第一回ミーティングを開催

7月15日

「◯◯PTAについて考える会」のオンライン (ラインワークス)への登録呼びかけ。以 降、ラインワークスのトークで議論。

8月6日

「◯◯PTAについて考える会」から個人情報保護規程の作成を本部役員会に提案。 その内容が学校として問題ないかを教頭に確認。内容的には問題ない、が総会など開い て会員に諮っていないけれど大丈夫か?と言われたので、そもそもPTAが個人情報を取り 扱う任意団体である以上、個人情報保護法の上でも個人情報の取り扱いを明確にするのは 絶対に必要な事であり、規定を設ける事は必然、内容や文言については会員さんにも提示 して意見を出してもらう期間を設けて検討した上で決めれば良いと思うので、総会を開く までもないと役員会で話した、と返答。教頭としては問題ないけれど、校長にも説明して ください、と言われたので校長にもアポを取る。

・2ページ目

8月22日

校長と面談。

「個人情報保護規定」について説明。後日、会員さんに意見を求めてその意見を聞いた 上で最終的に決定すると、ここでも説明。

8月26日

本部役員会からPTA会員に向けて、個人情報保護規定案とその策定についての意見募集 のお知らせ。

9月8日

本部役員会からPTA会員に向けて、個人情報保護規定について特に意見が寄せられなか ったので適用・施行したい旨のメール。

9月22日

個人情報保護規定を決定する旨の会員さん向けプリントを印刷しようと学校に行くと、 教頭から「個人情報保護規定を導入するという事なので、学校からは今後一切保護者と児 童についての情報 (名簿)をPTAには出しません。今まで提供した情報もすぐに返却、も しくは破棄してください」と告げられる。

個人情報保護規定はあくまでPTAが持つ個人情報についてのPTA内の規定なので、学校が そんな決定をする事は想定しておらず、また名簿を使うことが前提の来年度本部役員選出 が目前の今になってそんな事を言われても困ると食い下がる。

教頭の理屈は「PTAが個人情報保護規定を持つという話で、学校も個人情報を守らなくて はいけない事に気づいた。だから今後情報は出せない」というもの。「もう気づいてしま ったので、仮にPTAが個人情報規定を定めないと決めても、今後は一切情報提供はしませ

ん」と取りつく島はなし。

校長室に連れていかれ、そこで校長を交え三者での話し合いになる。3時間ほど話す。決

め方についても再度言われる。総会をやはり通すべきでは?というので、絶対にしないと

いう理由もないので、では総会をして最終決定にします、と受け入れる。 情報提供しない事については、学校はそう決めたので、と教頭の主張は変わらず。あとは

PTA役員会やPTAを考える会がどうするかを考えれば良いではないか、と。 すぐに本部役員にLINEを通じて相談。学校に、保護者に『PTAへの情報提供への承

諾』を取って貰えば問題解決するのでは?という意見が出たので、それができないか?と いう問いかけを学校に打診。

同時に役員会を開きたいと打診をするも、その前に会長、校長、教頭の3人で役員会の 内容を共有したいから3者での協議の時間を持ちたい、と言われる。

10月7日

校長、教頭と協議。

三者の話の内容をちゃんと後で役員さんに伝えられるようにしなくちゃ、と思い会話を 録音しようとボイスレコーダーを購入して持参。録音しようとすると校長が「いいんです か? そんな事をしたら腹を割って話しませんよ。それでもいいとおっしゃるんでしたら、 どうぞどうぞお撮りください、はいどうぞ」と言われる。そんな事を言われたら録音なん

・3ページ目途中まで

かできないので引っ込める。

話し合いは平行線、というより、こちらの話を一切聞いてくれない。役員会側としては先 日問うた「学校に、保護者に『PTAへの情報提供への承諾』を取って貰う」についてはど うか? とまず聞きたいのに「それには答えない、が答えです」と謎の返答。「学校に何か を求めるのではなく、自分達が何ができるかをまず考えてください」とも。では役員会を 開いて議論したい、と答えれば、「この(三者の) 場で何も決まっていないので役員会を 開くことは認めない」と。さらに、個人情報保護規定を決めた後のPTAがどういう形を目 指しているのかがわからないから、この話を進めることができない、とか。◯◯が改革を 目指しているのはわかるが、内容が全くイメージできない、いつまでにどのようにどう進 めるのか、ロードマップが示されていないから認められらない、とか。

今は、11月にはする事になっている来年度役員の選挙告示をどうするか、という目の前の 問題を話し合うと思っているのに、その話は全然してくれない校長と教頭の意図がわから ず、フラストレーションを溜めるばかりでこの日は1時間で時間切れ。

結局どうしたらいいんですか?と聞いても「それは考えてください」と言われて一つも腹 を割ってなんか話してくれない。

とにかく、自分一人ではどうしようもないし、学校に求める前に自分達でできることを考 えろと言うのなら役員会で話をしたい、と言うが三者の話合いで何も結論が出ていないの だからダメ、と許可されず。何故三者での協議が優先なのか?と問えば、こちらで方向性 が決まってないのに役員会をしても、どうしたらいいかわからないままだろうからやって も時間の無駄だと言う。PTAの主体性を否定するのか?と不信感が募る。

また、この日に校長が「今回のことで◯◯さんが悪く言われるような事があれば、子ども さんがかわいそうな目にあうかもしれませんよ」と子どもを人質に取るかのような発言。 そして明確な脅し。そもそも、間違ってもそんな事にならないようにするのが教育者の最 低限の務めではないか。むしろ「◯◯さんが悪く言われるようなことがあったとしても、 学校は全力で子どもさんに悪影響が出ないようにしますので安心ください」というのが学 校の姿勢だと考えていたのに。校長と教頭の発言に教育者としても全く信用がおけない事 を確信する。

10月18日

「◯◯PTAを考える会」のオフラインミーティング。

この日の参加は◯◯を含め3人。

役員会はダメとの事だったけれど、考える会については言われなかったのでそのまま実 施。

考える会のオンライン参加者はこの時点で16人。ただし、半分以上はROMで積極的に議

論に参加してくれる訳ではないので実質は数人が発言するだけ。 今回の事についても学校側が何を言っているかは本部役員にも、考える会参加者にもオン ラインでは伝えていた。

すでに学校からの名簿提供がない事に対しての対応案についても、三つのロードマップを 考える会のオンラインでは提案済みだったので、では具体的に今後どうするか意見を聞 き、現在のPTA運営が学校からの名簿提供を前提に考えられている以上、小手先の対応で は対処できないという意見でまとまり 「PTAの形式的解散 (リセット)案」を提案してみ ることを決める。この後、オンライン参加者にも提案し、後日役員会に提案する。

(その1はここまで、本文はその2へつづく)