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今回は京都府宮津市教育委員会の定例会議事録（令和４年６月２９日）で、PTAについての部分があったので、ご紹介します。
（抜粋）
3 PTAをめぐる昨今の動向について ○新聞等でも話題になっておりますが、全国組織から脱退する流れ が起こっています。
○熊本県でのPTA 訴訟では、2審で最終的には和解となりました が、PTAは任意団体(社会教育関係団体)であり、入会・退会の 自由、会費を学校が徴収することの可否、役員を決める際の名簿 配布など個人情報の扱いについて改善することなどが示されま した。
○PTA は不要だという意見もありますが、これまで果たしてきた役 割も大きいと思います。伊根町は昨年度に与謝PTA協議会から脱 退されましたし、宮津でもあり方を検討する動きが出ています。
PTA については、反対する人がいることは噂で聞きました。自分達 の頃は、PTAに加入することは当たり前だと思っていましたが、調べ てみると任意団体ということを知りました。役があたると仕事もある 中で大変なので、不要という思いもありますが、自分の子どもために、 子どもが通う学校のためにと考えますと、会費を払ったり、役を引き 受けることは当然かと思います。色々な意見があると思いますが、学 校の活動に協力する大人の姿を子どもたちに見せることも大切では ないかと思います。
反対する意見は以前からあったのかもしれませんが、表面化してい ませんでした。その点については、意見を出せる環境になったという ことだと思います。学校運営協議会でも話し合っていただいて、より よい在り方を作っていく節目ではないかと考えています。
昨年度に伊根町が与謝 PTA協議会を脱退したということですが、他 にも近隣で動きがあるのでしょうか。
宮津では、宮津小PTAが改革に向けて取り組みを進めています。令 和5年度の新1年生の保護者に向けて、加入、徴収金、役員選出の在 り方を検討しています。今年度も入学説明会の時に加入の意向を聞 き、2名が加入されなかったと聞いています。学校によって状況が異 なるとは思いますが、今後は、やりたい人がやるという団体に変わっ ていくのではないかと思います。
（抜粋ここまで）
伊根町が与謝PTA協議会を脱退したことや、宮津小学校PTAの改革について述べられていました。
京都府でも少しずつ、PTA見直しの足音が聞こえるようです。
それと、宮津市由良公民館だよりでも、PTA会員減少について、触れられていました。
以上です。