【男子ソフトボール部】令和4年度第54回秋季関西学生ソフトボールリーグ/対京産大・同志社/於・サザンスタジアム

京産大 101 000 1=3
立命館 001 000 0=1

立命館 300 001 0=4
同志社 001 000 0=1

秋季リーグ初戦、2戦目とともにコールド勝ちと勢いに乗る立命館。2日は西日本インカレ・全日本インカレと共に準優勝の京産大、春季リーグで勝利したものの1点差と苦しんだ同志社とのダブルヘッダーという厳しいスケジュールとなった。

午前8時30分から始まった京産大戦、立命館は立ち上がりの不安定さを攻められ初回に先制を許すと、3回にもエラー絡みから1点を失い苦しい展開となる。しかしその裏小山竜加(産2)のレフトのグラブを弾く当たりで1点を返し、そのまま試合は最終回へと入った。

しっかりと抑えて最後の攻撃へとつなげたい立命館。だが、4回からリリーフした土田諒(法1)がソロホームランを浴び2点差とされてしまう。その裏一死二三塁と一打同点のチャンスを作った立命館だったが得点をあげることができず、痛い一敗を喫した。




午後の同志社戦、いきなり立命打線が炸裂した。初回、先頭の門野晴樹(スポ健2)が粘って四球を選ぶとそこから長打2本で2点を先制。さらにキャプテン椎葉貴哉(産3)のプッシュ気味のスクイズで3点を先制。幸先のいい出だしとなった。




先発の土田は連投の疲れからか、時折コントロールが不安定となる場面があったがその都度バックの先輩たちの手を借りながら抑える。そして6回、椎葉のソロホームランが飛び出し3点差となる。勢いづいた椎葉は守備でもその裏ダイビングキャッチで盛り立て、攻守で輝きを放った。





最終回を締めたのは名西孝騎(文2)だった。名西は去年10月末、練習中に左前十字靭帯断裂という大ケガを負い、リハビリを経て1日に356日ぶりの公式戦登板を果たしていた。名西は危なげなく三者凡退で抑え、立命館はダブルヘッダーを1勝1敗で終えることとなった。




京産大がその後の試合で関大に敗れたため、立命館は8日の関大戦に勝利すれば、優勝の可能性が残っている。優勝に向け最後の負けられない戦いに注目してほしい。

撮影・文:山本倭央