3月13日(土)
いわき湯本二日目
宿での朝食を終えて、友達と温泉神社へお参り

卵型のおみくじがかわいい
おみくじは『吉』
おみくじに書かれている言葉ってその時の自分の悩み事の答えだったりするから不思議
ありがたく持ち帰りました♨️






二日目は9:50に古滝屋さんに集合して、被災地を巡るバスツアーに参加
岩船ひろきくんが点呼と集金係(笑)
こういう雰囲気、子どもに戻ったみたいで楽しい



2024年4月13日(土)
メッセンジャースタディツアー
〜被災地の今を巡る旅〜

ガイド : 坂本雅彦
サポーター : 岩船ひろき / 阿部祐也


ドライバー&案内役は「いわき応援チームEN」の代表を務める坂本雅彦さん。マーボーさん。





子ども達の描いた絵でラッピングされたかわいいバスに乗り込み朝のご挨拶



ユーヤマンは「ガムを噛んでいますが調子に乗っている訳ではありません!これは酔い止めです。」との説明にみんな爆笑爆笑



坂本さんも楽しい方で、ボケるたびにユーヤマンがカチカチとカウントする真似(笑)



そんなたわいもない楽しい時間と

東日本大震災から13年経った今も残る傷跡

被災地の様子が、心を揺れ動かす






バスの中から見える景色

どこまでも広がるソーラーパネルと菜の花畑

菜の花は放射能物質を吸収する働きがあり、それは菜種油には影響しないという






11年もの避難生活を強いられた地域

新しい土地での生活を選択する人も多いのでは?と思う

坂本さんが話してくれる言葉にも胸が痛くなる


更地になった場所と、そのままになっている家屋


その中に

ポツリポツリと新しい家が力強く建っていた


スーパーはどこにあるんだろう

買い物はどうするんだろう

子どもたちの通う学校は…

大切なふるさとに帰ってくる勇気に胸が震えた





看板が半分崩れていて見えなかった「冨沢酒造」さん

今はシアトルで自慢の地酒を作っているそうです

いつか飲んでみたいな








トイレ休憩に立ち寄った双葉駅

2020年3月14日に常磐線が全面開通し、ここには「ただいま」のピンクのドア


ピアノの前に居たご高齢の女性は、小学校の合唱曲の伴奏を依頼されたと。ピアノに指を置いた瞬間に鳥肌が立ち涙溢れた

曲は『大切なふるさと』









「お腹空いた人ー⁉︎」←坂本さん

「はーーい🙋」みんな元気よくお返事(笑)


お昼ご飯はヨークベニマルのフードコートでそれぞれ自由時間

「浜通り」とかけた濱鶏ラーメンがとても美味しかった!

また食べたい!!


ユーヤマン&ひろきくんがベニマルでおやつを買ってきてくれました♪ご馳走様でしたニコニコ

バスには18人乗っていたんだけど、パイの実が16個しか入っていなかった罠

バスの乗降のたびに番号で人数確認をするのだけど

それもまた楽しくて笑いが起きる(私は14!)








富岡町仏浜

ここに建つ慰霊碑は

沿岸のシンボルだったロウソク岩をイメージしたもの


合掌🙏






福島第二原発も、この距離で見ることができました


新しく作られた防潮堤がどこまでも続いていた




そしてこの後…最高の景色を見させてもらった


岩船ひろきくんがいわきに通うようになって8年

やっと見れた満開の夜の森(よのもり)の桜


私たちは本当にラッキーだった✨





「わぁーーー!!キラキラキラキラ

「すごい!綺麗!」

バスの中は大騒ぎ、大はしゃぎ爆笑


満開の桜トンネル


ゆっくりとバスで往復


その景色を見上げて、祐也くんが一言

「今日の天気は桜です。」


みんな、「おおーー 」

名言出ましたキラキラキラキラ


「だって空が桜だもん。」

本当にそうだニコニコ


駐車場にバスを停めて、みんなで桜トンネルを散歩


途中で祐也さんとひろきくんの撮影タイムがあったのだけど、通りすがりの人も一緒になって撮っていたよと、ひろきくんが話してくれた。








この場所も長きに渡り帰宅困難区域で、誰もいない町でもこの桜は咲き続け、みんなの帰りを待っていたんだろうな…


「今まで見た中で一番きれいな桜」

間違いなくそうでした

バスに戻った時の、みんなの笑顔も最高に素敵だったキラキラ











とみおかアーカイブミュージアム
ここはまた改めてゆっくりと見に来たいと思った場所

命がけで避難誘導にあたった警察官二人が乗っていたパトカーにも手を合わせてきました。




そして、スタディツアーの最後は塩屋埼灯台
記憶石の前で鈴木姫花ちゃんのハンカチについてお話がありました。

私たちは祐也さんのライブで、この「姫花ちゃんのハンカチ」のことを聞いていたので、到着してすぐに山六観光で購入させていただいた。
ここに来て手にして欲しいと、ネットでの販売は行っていない







本当は灯台にも登る予定だったようですが
夜のライブの時間も迫ってきたので、この日は下から見上げるだけでした
でも、みんなでここに来ることが出来てよかったおねがい




古滝屋さんに到着したのが17:00

坂本さんのガイドはとてもわかりやすく、話し方もスマートで、思わず「いわきの人って訛りはないんですか?」と聞いてしまったくらい。
今までも3,000人くらいの方を案内してきたとのこと。

本当にありがとうございました

私もたくさんのことを学ばせていただいたし
また機会があればぜひ参加したいと思いました。








自宅に戻ってから『FUKUSHIMA50』を改めて観た

何とも言えない気持ちになった



※追記

4/29 Netflixで『THE DAYS』を視聴

8話に渡る、事実に基づいて作られた、

「ドラマ」というより、貴重な資料だと思った

自分もその場にいるような感覚になり、胸が苦しくなったけど、観るべき作品だと思った。

そして、とみおかアーカイブミュージアムで見た

あのホワイトボードを見に行きたくなりました。






バスの中から見た景色。お話を思い出しながら復習。


中間貯蔵施設のある地区のガソリンスタンドは、輸送車のために平日の日中だけ営業している。

他は何もない。という印象だった。


震災の数日後にオープン予定だった家電量販店は

外観は綺麗だけど、店舗内にあった商品は盗難にあったと聞いた。火事場泥棒。悲しくなる。



バスからの景色を見ながら涙を拭っていた友達

どうしよう、バス降りられないかもしれない。と言ってたけど、桜に救われたよ。と


忘れられない、忘れたくないことがたくさんあったので、細かく書き残してしまいました





大切なふるさとの復興のために前を向いて進む大人たちの背中が、子どもたちの未来を、笑顔を作っていく





いわき3DAYS 2日目

「学び」編でした



夜のライブのことは次のブログでニコニコ