空っぽのお腹で迎える5月は、だいぶしんどいな。
楽しそうな家族連れで溢れてるゴールデンウィーク。
こどもの日がやっと終わったと思ったら次は母の日か。
25日は命日。
29日は一歳の誕生日。
去年の今頃は、大きなお腹でもうすぐ会えるとしか思ってなかったな。あの頃に本当に戻りたい。
お花や気温で、蓋をしていても嫌でも去年を思い出してしまう。
蓋をしている自分も嫌なんだけど。大切な息子との思い出を、たくさん思い出したいのに、思い出すと心が苦しくて、幸せだった頃を思い出さないようにしてしまう。
母の日で欲しいもの第一位は、「自分だけの時間」だと、ニュースで流れる。そんなのですら、涙が出る。
世の中のお母さんは、我が子のお世話に追われて忙しいんだろうな。1人の時間が欲しいよね。育児が大変なのも分かってる。
だけどやっぱり思ってしまう。
「1人の時間が欲しい」と思える忙しいその日常が、どんなに幸せなことか。
どんなに私が頑張っても願っても、手に入れられなかったもの。今も必死に手に入れたくて、取り戻したくてもがいているもの。
羨ましい。
人と比べても意味ない。
自分には自分のタイミングがある。
自分は自分。
自分の時を待つだけ。
分かってるけど、どうしようもなく羨ましくなってしまう。
「自分だけの時間」が一位で、「手紙や手作りのもの」「感謝の言葉」がかなり下で。
そんな感覚でいられることが、羨ましい。
我が子を亡くす地獄を知らないでいられる人生が、羨ましい。
目を開けることもなく、声を発することもなく、すぐに骨になってしまった息子。
「お母さん、ありがとう」なんて、我が子が言ってくれたら他に何もいらないよな。
5月、たくさん泣きながら何とか乗り越えよう。
だいぶ病んでいるけど、わんちゃんとの日々を大切に生きています。最近、お腹の上でよく寝ています
白目でもかわいい笑