どうもお久しぶりです。ブログに関してあぶさんに投げっ放し感のあるゆきるです。
書くネタを思い付いたのでレッツ作成。

ニューイヤーグランプリ、東京大会が終わりましたね。
詳細についてはきっとあぶさんがレポートしてくれるであろう事を期待してそちらにお任せしますが、個人的には反省の多い大会となりました。
というか、完全に芝セクションにやられた。悔しい。
ブレーキ後ろに下げ過ぎて例のアレにそこだけ引っかかってバランス崩した形です。165mmギリギリはやっぱり厳しかったという訳ですね。
3月までには絶対に修正します。

ただ、逆に収穫もありました。
私のマシンはマスダンパーが非常に重いのですが、それでも速度負けしている訳ではなく、むしろ直後の新橋で走らせた感覚では早い方でした。皆さん大会向けに仕上げてきたマシンだったので比較としてはちょうど良かったです。
何度もあぶさんのアーンヴァルちゃんをカマ掘りつつ大体のところは安定してましたし、現行のロデオ仕様以前のスロープでも安定して入っていたので、事前に公開されていた情報を元にした基本的なセッティングは間違ってはいなかった。
ただ如何せん、重過ぎるという現実。そこを改善できればモーターは回ってるので更に速度アップが見込めます。
要改善ですね。

で。
そうやって走らせてて気付いたんですが
このチーム、モーターの性能を活かしきれてる奴がいねぇ。
これは由々しき事態です。
という訳でそこを解説。モーターのブレークインに関してです。
と言っても、私自身これが正しいのか判ってはいないんですけどね。
ただ、スピードチェッカーで調べる限りは効果はありそうですよって話。

モーターのブレークインというと、シャーシにモーターをセットして使いかけの電池を使って空転させて放置、というイメージがありますね。
確かに、第二次ブームの頃ですとそんな感じだった記憶があります。私もやってました。
が、実際のところはそれだけでは不十分な訳で。
ブレークインって実際のところ何しているのって事なんですが
これ、要するにエンドベル内部のブラシ部分を適度に削っているんですね。
購入直後の状態だとブラシ部分の接点面積が小さく、通電が若干弱い。それを最適化するのがブレークインという作業の本質です。
という事は、一方向のみの回転だけでは足りないという訳です。モーターの場合。
そのため、通常走らせる時の正回転だけでなく、電池を逆に入れた逆回転もする必要があります。

また、その回転させる長さについても少し。
一般的には、例えば5分間だとか、ちょっと長めに30分とか、いやいや使いかけの電池が空になるまでとかまぁ諸説あります。
ですがちょっと待ってください。ブレークインの本質を思い出してみましょう。
そうです。「適度に削る」のがその目的です。
とあれば、一定の時間は関係なく「適度になるまで」がその必要時間という事になります。

という訳で。
私が実際にやっている方法を紹介。
まずワークマシンにブレークインしたいモーターをセットし、ギアも何もつけずに逆回転。
そして空転させながら、その音を聞きます。
すると、最初は特に変化はないんですが、ある時急に音が高くなります。
この「音が高くなる」のが削れた証です。なので、今度はワークマシンの角度を変えてみましょう。
そうすると、今度は異音がするはずです。で、その異音が全角度でしなくなるまで回し続ける。
大体、これだけで15分程度はかかります。
この際、マシンを何処かに置いて放置するのはやめましょう。削れ方が均等ではなくなってしまいます。
あくまで自分の手で持ち、自分の耳で音を聞き分けるのが一番確実です。
そして逆回転を終えた後は正回転なんですが、やる事は同じです。逆回転を丁寧にやっていれば5~10分で終わります。
これだけで、大径バレルタイヤで購入直後は28~29km/hだったハイパーダッシュProが最低でも34km/hは出るようになります。
後は実際に走らせてモーターを起こしていきましょう。走り込んで馴染ませることで、最終的には先程のHDProが36km/hまでは出るようになりました。というか、もっと出るのかもしれませんね。
ちなみにマッハダッシュProではブレークイン前は測り忘れましたが、馴染ませる前と後では40km/hから43km/hまで伸びました。

そんな感じで。
コースに合わせたモーターのチョイスに関しては、往々にしてセンスが入るところではあると思うので割愛。
ただ今回のギャロップサーキットは間違いなく高速チョイスでしょうね。
ラップタイムを測ってましたが、一次予選を通過する人の平均タイムは大体41秒~42秒。42秒のケースは前を走ってた人がCOした場合ってのが多かったかな。
ただ、中には39秒台で安定してクリアしてる人もいました。そのレベルの事を考えると、モーターの正解は方軸ならスプリント、両軸ならマッハだったのかなぁと。
私のマシンもマッハダッシュを積んでいますが、今の重量だとその速度には敵わないと思います。軽量化が最優先課題ですね。

いやしかし、こういう大会に参加するとその都度課題が見付かって良いですね。
目指すは公式戦での勝利。これからも課題を見付けては考察して書いていきたいと思います。
どうぞよしなに。



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