前回リビングダイニングの間取りを紹介しました。


その中で、さらっと触れましたが、わが家のリビングは吹き抜けになってます。





私が当時考えていた、吹き抜けのイメージは


①開放感

②暖房効率が悪い

③吹き抜け部分の掃除はどうしたらいいのか?

④リビング階段の場合、1階の音やにおいが2階へも届く



メリットはあまりなさそうと思っていました。


だけど、間取り作成を依頼した工務店2社とも、この土地に家を建てるなら、吹き抜けはあった方がいいと言われました。


理由は、上から光を入れるため。


でも、わが家が選んだ土地は隣が会社で、社屋がわが家の敷地から離れたところに建っていることから、彩光は十分に取れるのでは?と思っていました。


それを話すと、工務店側から、

10年後、20年後に周りの環境がどう変化するかはわからない。
もし、隣の会社があの場所から撤退して、広い敷地に高さのあるアパートやビルが敷地ギリギリの距離で建設されたら、日当たりがぐっと悪くなるよ。
全てを予測することはできないけど、周辺環境が変わっても、対応できるような家にしておくために、あなたの家は上から光を取り込めるようにした方がいい。


とアドバイスをいただきました。

私が住んでいる地区は家と家との間が狭く、日当たりや隣の家からの目線を考慮する必要があります。

わが家の場合、そこまで気にしなくてもいいんじゃないかと思っていたけど、私はこの家に50年住みたいと思って建てました。


すぐに会社が撤退するとも思えないけど、周りの環境がどんなふうに変わっても、変わらず生活できる家をと思い、吹き抜けを採用しました。


暖房効率については、今のところそこまで気になりません。

今の家は高断熱高気密、トリプルサッシが当たり前って感じで、アパートや実家に住んでいた時と比べると暖かさが全然違います。

電気代(暖房代)については、私が住む地域は寒冷地のため、それなりにかかります。ほかのブログで公開されている光熱費と比べるとわが家の冬の光熱費は高いですが、この地域で暮らすなら想定内。

照明の上の部分の掃除はどうしようかと思っていましたが、結局今まで掃除してないし、気にしないことにしました笑

上からみたら、埃あるかもだけど、上から見ることなんてないし!


実際に暮らしてみると、私はそこまでデメリットを感じませんでした。

日中は太陽の光が降り注ぎ、寒い冬は心地よく、採用して良かったです。