すっごくおとなしい学生がいます。
名前はNさん。
担任の先生も「あの子、よく分からんわ~(´;ω;`)」と悩むほど。
オーラルテストの時も
先生「週末、何をしましたか?」
Nさん「…釣り」
先生「どこに行きましたか?」
Nさん「…海」
先生「誰と行きましたか?」
Nさん「…お父さん(ホストファミリーの)」
先生「どうでしたか?」
Nさん「…………」
先生「…………」
Nさん「………………え?」
会話かどうかあやしいところです。
ある日、私と他の先生が折り紙をしているところにNさんがやって来ました。
私「Nさんも折り紙しますか?」
Nさん「…………」
興味がないようだ。
でも見てる。
ずーっと見てる。
入院中のベテラン先生にあげる鶴を折ってたんですが、10匹近く折ったところでNさんにもう一度聞いてみることに。
私「一緒にしませんか?」
Nさん「………難しい?」
ちょっとだけ興味をもったようだ。
私「じゃあ、好きな色一枚とってください」
Nさん「………」
無言で取り出したのは金色の折り紙。
おいーーーーーー!!!
Nさん!!!!
折り紙ビギナーには金・銀は難しいんだぜ!!(; ・`д・´)
でもちょっとわくわくしてる。
違うのにさせるのはかわいそうだったので、金色はそのまま。
鶴だと細かい部分があるので、もっと簡単な亀にしました。
簡単とは言ってもね…
指太いし、きっちり端と端を合わせるってことができないし…
できあがった亀はぐちゃぐちゃでした。
本来はこういう感じ↓
でもNさんの折った亀は、
甲羅が潰れてる。
尻尾と頭も潰れてる。
そして金色なので、変な線がいっぱい入ってる。
私「別の色でもう一回折りませんか?」
Nさん「………いや」
断られた(´;ω;`)
Nさん「………お父さんにプレゼント」
手のひらに亀を乗せるNさんは、何だか満足そうでした。
相変わらずNさんはおとなしくて不思議な人ですが、きっとそのうち
先生「週末、何をしましたか?」
Nさん「…折り紙」
って言うと思う。
だって帰るときに、どこで折り紙が買えるのか聞いてきたもんねー。
パソコン自作しちゃうNさんだからきっと上手になるはずだΣd(゚∀゚d)
