家で仕事ができたら、
子どものそばにいられる。

 

 

それで少しでも収入が増えたら、
子どもの習い事にも使えるし、
自分のためにも使える。

 

 

そう思って、
副業を探し始めました。

 

 

でも、実際に増えていったのは、
収入ではなく支払いでした。

 

 

そして、気づけば
借金は約60万円に。

 

 

その借金を返したのは、
動画編集の仕事ではありません。

 

 

 

定食屋のパート代でした。

 

 

 

家で働きたくて始めた副業なのに、
そのためにできた借金を返すために
外で働くことになったんです。

 

 

✦ 家で働けたら、子どものそばにいられる

 
 

子どもが何かをやりたいと言ったとき、
お金のことで簡単に
諦めさせたくありませんでした。

 

 

 

自分で使えるお金も、
もう少し欲しかったんです。

 

 

 

だから、家でできる仕事を探しました。

 

 

 

その中で知ったのが、
動画編集でした。

 

 

説明会では、

動画編集で稼いでいる
子育てママの事例も見ました。

 

 

 

子育てをしながら、
家で収入を得ている人がいる。

 

 

 

私も、そんな働き方が
できるようになりたかったんです。

 

 

 

✦ 稼ぐために、先にお金を使っていた

 
 

動画編集を始めるには、
まず編集のやり方を
覚えなければいけません。

 

 

 

副業について学ぶために
教材を買いました。

 

 

 

そして、動画編集のために
25万円のMacも買いました。

 

 

 

25万円は、
決して安い金額ではありません。

 

 

でも、そのときは
仕事を始めるために必要な
準備だと思っていました。

 

 

 

仕事ができるようになれば、
収入につながるかもしれない。

 

 

 

そう考えて、
必要だと思うものを
そろえていったんです。

 

 

 

でも、教材を買っても、
Macを用意しても、

 

 

 

それだけで仕事が来るわけでは
ありませんでした。

 

 

 

動画編集を実際にやってみると、
覚えることも多く、
まとまった作業時間も必要でした。

 

 

 

案件を探しても、
私には早い者勝ちのように感じられて。

 

 

 

家でできる仕事だから、
自分の暮らしにも合う。

 

 

 

そう思っていたけれど、
実際には違いました。

 

 

 

結局、私は
動画編集をやめました。

 

 

 

でも、仕事をやめたからといって、
それまでに使ったお金が
戻ってくるわけではありません。

 

 

 

✦ 収入より先に、支払いが増えていた

 
 

子どもの習い事に使えるお金が欲しい。

 

 

自分のためにも、
気兼ねなくお金を使いたい。

 

 

 

そのために始めた副業でした。

 

 

 

なのに、
収入が増えるより先に、
教材や道具のための支払いが増えていました。

 

 

 

最終的に、
副業のためにできた借金は
約60万円になりました。

 

 

 

お金を稼ぎたくて始めたのに、
お金を返さなければいけなくなった。

 

 

 

増やしたかったのは、
自由に使えるお金だったのに。

 

 

 

今振り返ると、
そこが一番大きな矛盾だったと
思います。

 

 

 

✦ 借金を返したのは、定食屋のパートでした

 
 

動画編集では、


思うように稼げませんでした。

 

 

 

でも、借金は
返さなければいけません。

 

 

 

その返済のために、
私は定食屋でパートをしました。

 

 

 

家で働いて、
子どものそばにいたかった。

 

 

 

自分で稼げるようになって、
使えるお金を増やしたかった。

 

 

 

それなのに、
実際にしていたのは、

 

 

外で働いて、
副業のために使ったお金を返すこと。

 

 

 

働くことが
嫌だったわけではありません。

 

 

 

ただ、最初に思い描いていた
働き方とは違っていました。

 

 

 

動画編集で稼ぐために、
教材を買って、Macを買った。

 

 

 

でも、その支払いを返したのは
動画編集ではなく、
定食屋で働いて得たお金でした。

 

 

 

こうして並べてみると、
何だか不思議ですよね。

 

 

 

家で稼ぐために始めたことが、
外で働く理由になっていたんです。

 

 

 

✦ 借金は返し終わったけれど

 
 

定食屋で働いて、
借金は全部返しました。

 

 

 

返し終わったときは、
やっと解放された、
という感じでした。

 

 

 

動画編集のために買ったMacは、
今も使っています。

 

 

 

だから、
買ったことも、学んだことも、
全部無駄だったとは思っていません。

 

 

 

動画編集という仕事が
悪いとも思っていません。

 

ただ、あの頃の私は、

 

「家で稼げるようになるために
何を用意すればいいか」

 

ということを
一生懸命考えていました。

 

 

でも、

 

 

「それを用意したあと、
どうやって収入につなげるのか」

 

そこまで、
十分に考えられていたのかな。

 

 

今は、そう思うんです。

 

 

✦ 私が本当に増やしたかったもの

 
 

副業を始めた頃、
私が欲しかったのは
動画編集のスキルそのものではありませんでした。

 

 

子どもが何かをやりたいと言ったとき、
自分のお金で応援できること。

 

 

自分の美容にも、
気兼ねなくお金を使えること。

 

 

子どものそばにいながら、
自分でも収入を得られること。

 

 

そんな暮らしが欲しかったんです。

 

 

でも、いつの間にか、
仕事を始めるための準備に
お金を使っていました。

 

 

もちろん、
新しいことを学ぶのも、
仕事に必要な道具を買うのも、
悪いことではありません。

 

 

ただ、

 

 

稼ぐための準備に
お金を使うことと、

 

 

自分で使えるお金が
増えることは、

 

 

同じではなかったんですよね。

 

 

25万円のMacを買ったことも、
60万円の借金を返したことも、
今では私の経験です。

 

 

でも、あの頃に戻れるなら、
仕事を始めるために
何が必要かを考える前に、

 

 

一つ、確かめてみたいです。

 

 

「このお金を使った先に、
私が本当に欲しかった収入は
どうやって入ってくるんだろう?」

 

 

家で稼げる仕事を探していたはずなのに、
私は、その一番大事なところを
十分に見られていなかったのかもしれません。