テレビに地元の家具メーカー「マルニ木工」が出ていたので
思わず見入ってしまいました
マルニ木工は小学生の頃、工場見学をしたことがあり
お勤め時代にも研修でお伺いしたこともある
とても馴染み深いメーカーです
クラッシックなデザインの家具を作っておられるメーカーで
猫脚などの細やかな曲線を機械で彫り上げる技術を持っていて
(工芸品を工業化し)バブル期にはすごい売り上げを上げていたのですが
バブル期以降は一転倒産の危機も・・・
そこをどうやって切り抜けたのか・・・
ふと自社のカタログを眺めた時に
「自分の欲しいと思う家具がひとつもないことに愕然とした」現社長が
「自分が欲しいと思う家具を作るんだ!」と思い立ち
工芸的な曲線を機械で彫り上げることができる技術力という
自社の強みをあるプロダクトデザイナーさんから再認識させてもらったことで
倒産の危機を切り抜け世界に通用するメーカーにのし上がったとのことでした
そのプロダクトデザイナー深沢直人さんが
「世界のスタンダードになる物を作ろう」と
HIROSHIMA という名の椅子をデザインされました
⇧HIROSHIMA アームチェア
MARUNI木工ホームぺージより画像をお借りしました
このチェアはアメリカのアップル新本社に数千脚導入されているとの事です
本当に偶然出会った番組でしたが
「己を知る」ということの大切さを問われたようで・・・
今の自分に必要な言葉なのだと思います
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