まず初めに日頃より応援してくださる保護者の皆様、OBG、関係者の皆様、多大なるご支援、ご声援をありがとうございます。そして皆様のご期待を裏切る結果となり本当に申し訳ございません。しかし2023年の活動として1回生のウィンターが残ってます。引き続きご声援のほどよろしくお願いします。

「罪悪感」
入れ替え戦のホイッスルが鳴りやんだ時、やってしまった。みんなの未来も笑顔も奪ってしまった。この感情以外湧き出てこなかった。悔しさなどはその先のことだった。

ご紹介が遅れました。今年度MFをやっていました4回生の鈴木寛人と申します。
実は引退前に引退ブログは完成していましたが諸事情により引退後に投稿となり内容も入れ替え戦後ということで書き直している最中です。
入れ替え戦からあと数日で1週間が経ちますが未だ結果が受け入れられず、心の整理もついていないためだいぶ拙い文章になりますが最後までお付き合い頂ければ幸いです。

ラクロス
自分にとってなんだったのか。正直分かりません。

引退した身だから分かる。結局大事なのは終わり方なんだなって。
今シーズン-2勝3敗1分  昨シーズン-1勝5敗
中身から見ても昨シーズンの1勝も相手がBチームだった為、実質全敗。今シーズンは負け越してはいるものの関学戦以外全て1点差ゲーム。その1点の差が大きいことはあるが間違いなく去年より強くなっていた自信はあった。
それでも何が違うか。ラストゲームの入れ替え戦だったと思う。
去年は勝ち、今年は負け。それが全てなんだと思う。昨年もチームとしては上手くいかなかったことばかりだったが入れ替え戦の勝ちで最高の終わり方になった。先輩の試合後にかけて頂いた言葉が胸に刺さる。「こんなしんどい思いもうすんなよ」「来年は絶対勝てよ」と。今年は何一つ後輩に言葉が浮かんでこなかった。泣き崩れる後輩の前にどんな言葉をかければいいのか。申し訳なさすぎてまるで犯罪を犯した気分だった。

チームへの貢献、残せる価値観として4年間常に笑顔でラクロスを楽しむ。周りへ干渉、チームの雰囲気を良くすることがムードメーカーとして自分なりの存在価値だと考えてきた。ただラストイヤーは最上回生だからこそみえる組織形成の難しさ、同期、後輩との関わり方が生じ、自分の良さが出せなかったと思う。チームが沈んでるあの時、チームの緩んでるあの時。盛り上げる一言、引き締める一言があれば結果が変わった瞬間もあったと思う。仲間から嫌われる勇気も組織を良くする上で大事だったんだと。
プレーも一緒。あの入れ替え戦。昨年なら自分が決めなくてもかずさんが決めてくれる。おーしゃんさんが必ず一本とってくれる。礼さんが引っ張ってくれる。
今年は違う。自分が引っ張る。勝たせるのが4回としての役目。入れ替え戦も確実に決めれたシーンが3つあった。あの決定機を全て決めきれていたらあの試合の流れも結果も違っただろう。
主力メンバーだった亮太、太樹、健輔が一度でも全員揃ったフルメンバーでリーグ戦を戦っていたら…一回でいいからフルメンで試合したい…

そんなタラレバは意味がないのでやめにします。
結局のところ自分ってこと。自分が上手くなり、チームに貢献できる人間になれば勝てる。それが一人でも自覚できる選手を増やすのが組織ってこと。それができれば関西制覇も夢じゃなくなる。

「組織力」

4回生になって一番大事だと感じたこと。特に立命館は低いと4年間いて感じた。関学は毎年強い。確実にファイナルに進出するチーム。ただ話では個は強いがチーム力は低く今年も苦しんだと。一方今年1部に上がってきた同志社は組織力が高かった。それは外から見ていた自分でも感じた。5月のスーパーカップ。全国の大学が集まり、試合を行うものだが夜になると各大学リラックスしていたが同志社は違った。全国屈指の強豪である法政にお願いして組織ビルディングについて話を聞きに行っていた。話によると別の時には関東まで組織について武者修行に行くことも。だからこそファイナルで同志社に負けた後、藤田君が言っていた個では勝っていたが組織の差が出たと。それぐらい同志社はすごくチームの雰囲気だけでなく応援しているOB、部員、女ラク、関係者全てが一体となっていた。今の立命では作れない景色がそこにはあった。今年度は同志社の理念を模してビジョンを組織を愛し、愛されるを置いたが一年間通してどうだったか。まずチームを愛せていなかったと思う。4回の責任であるが日々チームとしてどれだけのネガティブな言葉があったか。不祥事、問題に向き合えたか。
ただ4年間立命館ラクロス部に在籍した身としてはどの代もそうだったと思う。AチームBチームといったカテゴライズによって関わらない先輩もいたり、組織全体としての一体感は無く新チームになると良い伝統が引き継がれないなど。自分もそう。4回になると自分で精一杯になり、中々干渉できなかったりと。

長々と語ったが伝えたいこととして、立命館を一新して欲しい。降格させた当事者が偉そうにと言われるのは当然だが脇坂さんの代以降、低迷している立命館をもう一度強い組織に、チームにして欲しい。それができるのは唯楓の代しかないと思ってる。降格させてしまった罪悪感からくよくよしていたがグランドに行くと既に前を向いている新チームがあり、新4回生が盛り上げている姿を見て確信した。

絶対に来年は見違える程の強い立命館になっていると。




長くなりましたが最後に感謝を伝えさせてください。

大高さん、ぱんさん
生意気な自分にラクロスの楽しさを教えてくださり本当にありがとうございます。今シーズンの結果を知り、一番残念に悔しがっているのはお二人だと思います。本当に申し訳ございません。ただ大高さん、ぱんさんに教えて頂いたものは最後まで立命館に還元します。

Bの先輩方
幹太さん、佑真さん、稲吉さんを初め、沢山面倒を見て頂き皆さんと一緒にBリーグで全学いきたい。それが全てでありモチベであり自分の成長幅でした。実をいうと2回生の頃が一番楽しかったです。ラストイヤーで最後成長した姿を見せれずすみません。

おーしゃんさんの代の先輩方
あそこまで共に苦しみ引っ張って頂き、一部の舞台を守って頂いたのに関わらず本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ後輩が来年以降1部の舞台にまた戻ってきてくれます。一緒に応援をして頂けたら幸いです。

3回生
ほんとにごめん。謝るのもずるいと思うから一言。最後まで一緒に戦おう。俺もラクロスを続ける予定だし最後まで諦めません。また来年笑って会えるよう頑張ろう。信じてます。
そしてスタッフ。俺らの代にいなかった分、やりずらかったこと、理解できなかったこと沢山あったと思う。それでも我慢して支えてくれてありがとう。絶対にその頑張りは報われる時がくるから来年もみんなのことお願いします。

2回生
俺らと同じでスタッフもいないし同期も少なく絶対に大変な代になると思う。今シーズンは人数の関係でAチームに全員入った分、求められるレベルも高く怒られることも多くてしんどかったと思う。でもその分、沢山経験できたと思うし、上手くなったと一緒にやってて日々感じてた。再来年にはお前らの代で関西制覇を達成できるようまじで応援してる。

1回生
新歓隊長としてみんながラクロスを始めてくれて上達する姿が本当に嬉しい。りゅうとを最後胴上げできるようみんなで頑張ろう。そしていつの日かみんなが関西制覇を成し遂げた時には俺が連れてきた逸材だと自慢させてください。入部してくれて本当にありがとう。

同期
コロナにもろ直撃して大会もなく本当にしんどかったな。それでも最後まで辞めずにみんなでここまできたことに誇りに思う。最後の1年は本当に色んな問題が次々にでて大変だったけどこの同期でラクロスできて本当によかった。関西制覇への想いが強かった分、悔しいな。いつか傷が癒えたらみんなで飲みに行こう。

家族
遠い海外で頑張ってる父、ずっと心配している母、なんだかんだ応援してくれてるであろう姉。大学でも部活に入ることで色々お世話をかけたけど本当に感謝してます。ありがとう。野球ではそれなりに活躍して良いところもみせれたと思うけどラクロスは最後まで情けない姿でした。それでもみんなに支えられてここまでこれたと実感しています。これから親孝行する予定なので期待せずに期待しててください。
ありがとう。


次は直輝に回します。
彼は一時、全く勝てなくてゼロ輝といじられることもありましたがそれでも誰よりも練習しているチーム1の真面目な努力家です。同じ一浪関東出身として直輝らしい最後に期待です。