映画「TAP THE LAST SHOW」(舞台挨拶)@Tジョイ京都 | ほんのつぶやき~はんなりと~

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圧巻のラスト24分のタップダンスシーン!!
俳優・水谷豊氏が、メガホンを初めて取り40年間構想を温めてきた話題作を鑑賞した。

終映後に舞台挨拶が控える“Tジョイ京都”シアター7には、老若男女満席の観客が詰め掛けスクリーンから迸る熱気は、息をつかせぬ程であった。

監督・主演の水谷豊氏は、テレビ刑事ドラマ「相棒」シリーズで、特命係係長・杉下右京役としてお茶の間の人気は不動。その他映画俳優,歌手活動など子役より50年に渡る活躍は目覚ましいものがある。
また主演映画「青春の殺人者」(’76 ATG:監督・長谷川和彦氏,原作・中上健次氏,共演・原田美枝子氏)での狂気せまる好演は今でも記憶に残る。
その才能豊かな氏が監督としてメガホンを取るのは、満を持してである。

今日の舞台挨拶に、同時登壇した関西弁操る岸部一徳氏の軽妙な演技も見もの!
水谷豊氏とは、芸能界の中で無二の友人との事もあり本作では、監督と出演者の枠を越えた息の合ったアドリブ場面(冒頭ヴィンテージなアメ車内でのやり取り)が撮れたとの事…。

🎬ストーリー
―――舞台の向こう側にある輝く感動を超えた世界。自分のタップダンスなら、観客をもそこに連れて行くことが出来ると思っていた。危険と隣合わせの高所でのタップ。自分も観客も最高潮の瞬間に、その男・渡真二郎(水谷豊)は舞台の床に叩きつけられた。…光の向こうの素晴らしい世界を垣間見て。

それから十数年…足を引きずり、酒におぼれた渡は、天才という名をほしいままにした栄光のダンサーとはかけ離れた生活を送っていた。そんな渡のもとへ、旧知の劇場支配人・毛利から「最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかけられる。最高の舞台で劇場を閉めたいという毛利を前に、渋々引き受ける渡。そんな彼の前に、それぞれが事情を抱えた若手ダンサーたちが集まって来る。
いつしか、自分が垣間見た世界を、若きダンサーたちに託そうと決意する渡。彼の中の止まった時間が、再び動き出す。

※東映オフィシャルサイトより


●舞台挨拶登壇者/水谷 豊 氏、岸部一徳 氏
●会場 T・ジョイ京都  シアター7
    2017.6.25 (日)  9:30の回 上映終了後舞台挨拶