歌舞伎座、昼の部 | りっつ♡日記

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着物と歌舞伎が大好き、
仕事に趣味に全力投球のアラ還女性です。
かなりオリジナルな着物道、歯に衣着せぬ毒舌と言われます(自覚はありません)。よろしくお願いします。

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先週行った昼公演。
海老蔵ファンクラブの友人がチケットを取ってくれたので、
花道と舞台の三角ゾーンの素晴らしい席でした。
こういう席が取りたかったら、
やっぱファンクラブ入らないとダメなのかなぁ。
愛之助さんの「義賢最期」は、
ハラハラドキドキ、両手を握りしめて見入ってしまいました!
危な~い!キャー止めて!って感じ。
一転して「幻武蔵」は、
禅問答のようで難解。
何故そうした?何故そう考えた?と❓がいっぱい。
ただ、松也を初めて見ましたが、
イイですね!
さすが注目されているだけあると思いました。
いい声で良く通り、存在感があります。
そして「二人椀久」。
海老蔵さんが、
明らかなファンクラブ席のせいか、
客の一人一人に目を合わせて来る。
キャ目が合った!っていうさざ波が
客席を流れる。
凄い!客を虜にする、これが役者か!
人気があるわけです。
が、それにも増して驚いたのは、
玉三郎の素晴らしいこと!
他の演目で観てはいましたが、
椀久は恋人二人の踊り、要するにミュージカルなので一幕出突っ張り。
この世のものとは思えない動き、美しさ!
ポスターとかで見て
30年前に比べて、さすがに歳は隠せないな、と思ってましたが、
演じていると全然!
やはり他に比べようもない、圧巻でした!
一度は見なくちゃ、ですよ。