と、いう単行本を読んでみた。


エルベテークという学習指導室(と言うのかな⁉️)の代表である、河野 俊一さんの著書。



発達に遅れがあるor無いに関わらず、子供に身に付けさせたいモノは「教わる力」であり、それは適切な「教育・学習」を手段としてどんな親子にも可能だというようなお話。



学習とは、掘り下げていくと、読み書き計算が出来るとかの話ではなく、筆順や話の聞き方など決められた約束事が沢山あり、それを通して「何事も自分勝手に進めてはいけない」とか「世の中には守らなければならない一定のルールがある」などの事実を教わり、一人の人間が成長するための手段なんだと。



学習という本質について、考えさせられました!!



親や大人は、あまり感情的に褒めたり怒ったりしない方がいいのかもしれないと思ったし、子供の気持ちに寄り添うというのも、度が過ぎると、結果、子供の成長に対して無責任になっているんじゃないかと、自分の考え方を違う角度から見てみる必要があるかなと思ったりも。



指導する際、目を見て、感情的にならず、短い言葉で「してはいけないこと」「しなくてはいけないこと」を伝え、それに応じようとしたり、出来たら、「それでいいよ」と笑顔で認めてあげる。



こだわり行動をしたり、注意されて泣いたり怒ったりしている、当の本人も、実は「止めてほしい」と願い、この状況をどうすればいいのか困っていたと、過去の自分を振り返っての、本人の言葉などがあり、犯罪を犯した人が捕まってホッとしたというような話に通じる思いがしました。



英才教育などでは無くて、普通に、学習とは、漢字を丁寧に書いたり、筆順を守ったり、数字の決まりに気付いたり、その決まりを守ることで計算が成り立ったり、そうした事を通して、「自分本位の世界を抜け出し、さまざまな力を得る踏み台にする」という視点が必要だと。



学習の本質を突いていると思いました。
私も初めて知りましたひらめき電球ひらめき電球



これは、色々と自分を振り返ってみる必要がありそうですにひひ