またまた遅れての更新ですが、先月末、広島の廿日市市社会福祉協議会で開催された “西村 秀明さん” の講演会に行ってきました
不登校を理解するための、こうした講演会や、不登校の子供の居場所を毎週、社協内にもっていたりするのは、周囲に対して説得力があり、私的には心強いです
更に、この廿日市社会福祉協議会が開催の講演会や居場所などにボランティアで関わっている、不登校を考える会・広島の事務局は佐伯区社会福祉協議会内にありますが、これは全国にネットワークをもっている不登校を考える会の中では珍しいそうです
その事務局長と代表者は、実はご夫婦なのですが、このご夫婦と力を合わせ、ここ尾道でも、親の会を始めてみることにしました
私的には、仲間が欲しいから
それと、親子の絆が引き裂かれるような朝のやりとりを学校の校門近くで見た時の胸の痛みが忘れられなくて
学校へ行かないと未来はない、そんな世間一般の誤った情報から、そんなお母さん&子供を解放してあげたくて、でもその場で駆け寄って行っては拒否されそうなので、毎月、親の会を継続することで、学校へ行かない選択も有っていんだよって情報発信をしたいと思うんです。
今は年明けて2月,3月あたりからスタートできるように場所探しをしているところです。
で、話が逸れましたね、また私(笑)
西村さんのプロフィールは、すみませんがご自分で検索して下さいm(_ _)m
山口の宇部フロンティア大学の教授だったかな
とにかく、不登校の歴史をものすごく勉強されていて、そうゆう経緯があって今の世間一般の誤った常識があるのか~って、よく分かりました。
手作りの分厚い資料もいただき、目をとおし、納得です。
有名な精神科医がよく調べもしないで発した情報だとか、不登校に関する本(内容は誤ちだらけ)がベスト3に入るほど売れたとかで、世間は、不登校する子供や家庭に全ての問題をなすり付けるようになったみたいですねf^_^;)
おっと、私の偏見があるかもしれないので、この受け止め方は軽く読み流してくださいね
この西村さん、臨床心理士として多くの不登校の子供とも関わってこられたのですが、最初はやはり、その子に問題をみていたそうです。
が、関わっていく内に、その子には学校が合わなかっただけ、そんな社会こそ、子供から信頼されてない大人こそが変わらなければと思うようになったそうです。
結局、子供が不登校になった原因はなかなか解らないといわれるのは、要するに子供から信頼されてないから、子供が話さない、それだけですと話されていました
ビンゴ~ですよね❗️❗️
一人の人間としてではなく臨床心理士として関わっている時とは、全く違う表情を子供は見せ、初めて聞く話をされ、結局は信頼される大人にしか子供は話さないと気付かれたそうです。
この講演会、沢山ためになるお話があったのですが、日が経つにつれ忘れてしまったものも多く残念ですが、結局、私が最近思っていたことと同じ事を、西村さんも思っておられたようで、私の鐘がリンリン鳴って忘れられないお話があります
不登校して成長した息子さんが二十歳を迎えられ、大人として親から一言伝えておきたいと、話をされた、あるお父さんのエピソードです。
どんな話を息子さんにしたかと言うと
世の中甘くないんだ。
厳しんだから、しっかりやれよ。
そんな話を受け、息子さんは激怒したそうです。
『そんな厳しく辛い世界と知っていて、なぜ俺を産んだんだ❗️』と。
お父さん、オタオタっとされたそうですが、自分の生き方を問われてると気付いたと、西村さんに話されたそうです。
講演会などで、この事をどんどん話して下さいと、言われたそうです。
私も今まで、この世の中に絶望していました❗️❗️
今でも、そう感じているかもしれない
だけど、こんな世の中だけど涙するほど感動したり、地球上の景色が素晴らしかったり、人間関係に温かさを感じて嬉しくなったりもする。
BOSS(缶コーヒー)のCMじゃないけど、こんな世の中だけどまだまだ捨てたもんじゃないなと思えるようになってきた(笑)
そんな世の中から逃げるのではなく、ただ批判するだけで終わるのでもなく、ガッツリ関わっていこうじゃないのって心境です
学校へ行かない選択をした子供の母として
世間からシッポ巻いて逃げて独りハブててた私に、こんな肩書きをくれた娘にお礼を言いたいと思います
と、大きく出ましたが(笑)
まだまだリトル(自分のインナーチャイルドちゃん)に鍛えてもらわなきゃだし、時にはセラピストさんに力も借りなきゃだし、娘に信頼される大人になるまでお試しされるだろうし、先は長いのでした
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