●プラバンはどうしてちぢむの?
こんにちは。
千葉県四街道市の英語リトミック、『メロディ♪ランド』の賀川恵美子です。
先週の土曜日、小学校のPTA主催のイベントがありました。
バザーや食べ物があったり、子どもたちへのイベントが行われました。
私は、子どもたちへのイベント、『ちぢみっこ』を担当。
『ちぢみっこ』とは、『プラバン』とも呼ばれているもので……
1.プラスチックの板に絵を書く
2.オーブンで焼いて小さくする
3.紐を付けてキーホルダーのようにして完成!
私は、オーブンで焼いたものをプレスする簡単作業でした。
オーブンでは大きな板がくるくるっとなりながら、小さくなります。
「わぁすごい!」と感動する小学生。
私は子どもたちに、この変化する瞬間を見て欲しいと思ってしまいます。
オーブンは2台で、2組で対応しました。
「焼いたら紐を付けるから、紐を選んで待っていてね!」
と、もう一方のオーブンの担当の方は熱いので危険がないように指導しています。
これも、とても大切なことだと思います。
それに対し私は、
「ほら見てごらん。すごいでしょ!こんなに小さくなるね!」
と見せてしまいます。
化学の不思議。
「わぁすごい!」
だけの子どももいれば
「どうして???」
と頭な中が疑問でいっぱいになる子どももいます。
女の子は、すごい!派が多かったです(^^)
がっつり興味を持っている男の子もいましたね!
このプラバンは、ポリスチレンでできています。
ポリスチレンは、熱可塑性樹脂です。
簡単に言うと、
『引っ張って延ばした状態で固められたポリスチレンが、熱によって柔らかくなり元の状態に戻る』状態。
どうして?
どうして?
が出発点となり、追求していくことは化学の根底かもしれません。
疑問を大切にする。
可能性を追求する。
もちろん、その興味の方向は人によって違います。
「わぁ、すごい!」の女子。
良い悪いではなく、興味の方向だけの問題。
『何に興味を持ち、何に楽しさを感じるのか』が大切です。
みんなは将来、何になりたいかな???