●教えないで、引きだすこと。
こんにちは。
千葉県四街道市の英語リトミック、『メロディ♪ランド』の賀川恵美子です。
『教えること』は重要でしょうか。
しっかりと教えたから、大丈夫だと思っていると…
そうでもないことに驚きます。
それは、どんなときに起こるのでしょうか。
主な原因は2つ考えられます。
1.理解できるレベルを超えているとき
1歳の子どもには1歳の子どもが理解できる言葉で。
知らないドイツ語でまくしたてられても、理解できないのと同様です。
2.やり方ばかり教えること
「こうやればいい!」と理論ばかり教えても、まったく分からないことがあります。
例えば…
笑い方を教えるとしましょう。
口角をあげて、歯を少し見せて、目を少し細めて…
そんなこと言われても…ですね。
泣いている子どもに
「口を閉じて、声をださずに…」
そんなこと言っても、やっぱり難しい。
笑わせないなら、こちらの行動を変えること。
泣かせたくないなら、こちらの言動を変えてみること。
なって欲しい姿を想像して…。
どうしたら、そうしてもらえるのか。
それを考えるのが教育ではないかと思います。
教えるのではなく、引き出す。
もともと持っている可能性をひろげること。
そんな教育をしていけたらと思っています。
「教えてあげる」そんな上からの立場ではなく
「引きだしてみる!」と同じ立ち位置で。