リトミック教室☆りとまど☆湧谷美智子です
みなさんの人生の記憶は いつ頃から始まりますか?
私の場合、2才頃と思われる記憶が最初
その頃住んでいた家の間取りとか
父の書斎の本棚とか
よく行ったお店の看板とか
おぼろげながらも断片的に浮かんできます
・・・では2才で経験したリトミックは記憶に残るのでしょうか?
時々、偶然昔の生徒さんに出会うことがあります
こどもの成長は著しいので、すぐには分からない場合もありますが
ママさんに呼びとめられて言葉を交わすうちに
生徒さんの小さかった頃を思い出します
私やママが思い出しても お子さんがリトミックのことを思い出せない場合もたま~にあります
8年前に始めた頃はまだレッスンの数も今よりずっと少ないものでした
「ほら、リトミック通っていたじゃないそのときの先生よ」
ママさんが声をかけているのですが
じーっと私を見つめて一生懸命思い出そうとするけれど思い出せないという表情
気にされるママさんもいらっしゃいますが
私はまったく気にしません(いや、ちょびっとはさみしいかな)
なぜなら・・・
リトミックは細胞に記憶が残る教育だからです
そのお子さんの身体の中に
楽しいという喜びとともに たくさんの音楽的経験が 刻み込まれる
私という講師の存在や ピアノの音は あくまでその手段
たとえその子がリトミックのことを忘れてしまっても
「ある時期リトミックを通じてその子にかかわれた」
そのことが 私の喜びであり誇り
そう思っています
願わくば
私の顔を憶えていなくても
リトミック楽しかった!という記憶が意識レベルで残ってくれたら嬉しいな
8年前の大昔の生徒のみなさん、もし私を見かけたら声かけてくださいね~