こんにちは!
英語リトミック・ピアノ講師の後藤珠美です。
リトラボ必須の「ソルフェージュ」。
その中の「作曲」のレッスンの一例
「穴埋め作曲」を前回ご紹介しました。
今日は、伴奏付けの課題を見てみましょう♪
今回はハイドン作曲のソナタのメロディーに伴奏付け。
まず右手のメロディーを聴かせ、どんな感じがするか、
どんな手順で左手の伴奏を付けるか、指示を出します。
今回は和音も考えてもらいます。
男の子の作品。
同じメロディーが繰り返されますが、1回目の伴奏と2回目の伴奏、
うまく変化を付けていますね。
音大の作曲理論で学ぶ「連続8度の禁止」にも触れています。
次は女の子の作品。
同じメロディーに違う和音を付ける、といった工夫をしてくれました。
どちらの作品もなかなか素敵に仕上がっていますね。
練習用のメロディーに伴奏を付けるのもいいですが、
実在の曲のメロディーに伴奏を付けて最後に「本物」を聴くと、
(それが「正解」という訳ではないですが、)
「本物はこういう伴奏だったんだ!」と
こども達も俄然興味が湧いてくるようです。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと難しかったかもしれませんが、専門的なことはさておき、
一番お伝えしたいことは、
「こども達が無理なく楽しく作曲を学ぶことが出来る。」
「ここで培った力が、将来にわたって音楽を楽しむ基礎になる。」
という事です。
残念ながら、「ピアノを弾くだけ」のレッスンでは、身に付かない力。
リトラボでしっかり「音楽の総合力」を付けてみませんか?