先日、実習生(大学4年生)の話を聞くことがあり、

考えさせられたことがありました。


この子達は何ヶ月もの実習を経て、今回の実習が最後という。

そして何ヶ月か後には、難関の国家試験を受ける。

そんな子たちに、


私:なんで〇〇(職業)になろうと思ったの?


大学生:小さい頃から親に、女の子は手に職をつけなさい。と育てられました。色々考えて〇〇(職業)を選びました!


なるほど〜

私もそうやって育てられた気がする。

でも、昭和よ!笑


私:なぜ〇〇(職業)を選んだの?


大学生:なんでもよかったんですが、(国家資格)持ってればどうにかなるかなと思って!


大学生:一応試験受けますが、(その職業に)なるかどうかはわかりません!



どういう意味?

混乱してる自分に気づくのが遅すぎて、反応が「無」でした。




この話を子どもの教育について研究している友達に話してみました。

思っていた反応と違って、またまた固まる私。


「世の中の若い世代は、こんな感じだと思うよ」


そなの⁉️

それって幸せなの?


「おそらくそれが いいとも悪いとも思っていない、

いい子なんだろうね」


いい子かぁ〜




私は昭和生まれで、昭和で育ちました。

この大学生の保護者の方も私と同じくらいの世代だと思います。

だから、言いたいことはものすごくわかります!


でも、もうすでに時代は令和。

世の中の価値観だって、どんどん変わってきています。

目に見えて変わっていないのは、教育界。

そこに危機感を感じて、他の分野からも教育界を変えようとする動きがある。

何十年と変わらなかった(変えられなかった)教育界が、

今すぐに変わるとは思っていないし、

すぐに変えられるほど簡単なものではないです。


だからこそ、私たち大人が少しずつでも、

子供の幸せってなんだろうって葛藤をすることが必要なんじゃないかなって思います。