「多文化共生」とは、国や文化、宗教などの異なる人間が、互い考え方の違いを認め、対等な関係を築いて、共に生きていくことである。

 

当たり前だけど、物事の考え方は人によって千差万別。

「考え方を自分だけの判断で軽視したり否定したりするのは駄目だよね」と思うかもしれないけれど、なかなか簡単にそうはいかないのが現実だ。

「自分は偏見なんて持っていない!」という中立的な心持ちは素晴らしいんだけど、実際に、自分の予想もしないことに直面した時、ネガティブな目で見てしまうてしまうことがある。

 

たとえば、「手食文化」について、これは人が食事を取る際に、手で直接食べ物を取って口に運ぶ文化を指します。

この文化はインドや東南アジア、オセアニアなど、なんと世界の40%の人が行っているそうです。

 

最初に思った感想としては「えぇ・・・汚くない?」でした。

しかし、調べればそれは、手食文化圏の人において、「味覚は指にもあって触感や温感覚も含めた総合的判断で味わうためだ」というのが理由でした。また、道具を使用した食事方法よりも優れているとされ、食器などの道具よりもよく洗った手のほうが清浄であると考えているそうです。

 

この理由を聞いて、「あぁ、確かに考えてみれば分からなくもない」と思いました。

このように、最初は「ありえない」と思っていたモノでも、後でちゃんと調べてみれば「はぇー」とネガティブなイメージはなくなっていました。

ちゃんと調べたうえで評価するのが大事だと気づきました。

 

手食文化の他にも、最初はネガティブに考えいたものでも調べれば納得する文化は、この世界に数えきれないくらいあるでしょう。

グローバル化などによって、近年はよく異文化と異文化が関わりあう機会が増えています。

その時に、その異文化人の行動が自分の目に悪いイメージを映し出し、それを軽視したり否定したりすると、その異文化人との関係は悪くなるでしょう。

多文化が混在している現在において、人類が持つべきことは、自分の意見中心に語るのではなく「そんな考え方もあるんだね」とまずは受け取り、次に調べて相手の考え方を尊重できるだけの「多様性を理解する寛大な心持ち」です。

 

以上、拙く浅い文章で申し訳ありませんが、これで少しでも多様性への理解が深まればいいなと思っています。