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絶対音感・ピアノ・リトミック・ソルフェージュ
東京都立川市さかもとみゆき音楽教室
坂元美由記です。
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昔、他の教室から移っていらした5年生の女の子がいました。
慣れた先生とのレッスンから変わることは、簡単なことではありません。
しかも教室まで1時間以上もかかります。
きっと心の中に伝えたい想いがたくさんあるはずです。
体験レッスンの時にお話を伺うと、ピアノは嫌いではないけど、練習はほとんどしていないとのことでした。
でもやめたくない「何か」があるのです。
「どんな風にピアノと関わっていきたいのですか?」
と質問しました。
すると、バッグの中からくちゃくちゃになった楽譜を出して、身体で隠しながら持ってきました。
「もっと長くて難しい曲が弾きたいんです!」
楽譜を見ると幼児用の曲でした。
「こんな楽譜恥ずかしくて、本当は見せたくないのだけど…」
と俯いて言いながら、弾いて聞かせてくれました。
たどたどしく、まだ充分に弾けているとは言えません。
先生から見ると、
「こんな簡単な曲が弾けないのに、難しい曲なんて弾けません。もっと練習して上手になってからにしなさい。」
と言いたくなるかもしれません。
でも彼女は、こんな簡単な曲じゃやる気が出ないのです。
それは彼女のわがままなのでしょうか?
彼女の気持ちに寄り添える方法は、ないのでしょうか?
私はそうは思いません。
どんな人もなりたい自分になることができる!
それを叶えるお手伝いをするのが、指導者の役割だと思うのです。
生徒のテクニックを向上させることだけが指導の目的ではなく、
ピアノを通じて幸せな気持ちになったり、
夢を実現したり、
豊かな人生を送って欲しいと私は思います。
その後、私のレッスンを受けることになった彼女。
相談しながら曲を選び、彼女にできるやり方で希望の曲にチャレンジすることができました。
練習しなさいとは一切言いませんでしたが、自分のペースで少しずつピアノに向かっていました。
やりたい気持ちほど、人を成長させるものはありませんね。
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