最高のロックシンガー軍団・BILLIE IDLE®︎! | BIGな気分で語らせろ!

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ビートたけしさん、北野武監督、たけし軍団、その他諸々について気が向いた時に。

去る2018年6月6日、私はマイナビBLITZ赤坂へBILLIE IDLE®︎のライブを観に行ってまいりました。

因みにこの会場は毎年、元聖飢魔Ⅱのルーク篁さんと雷電湯澤さんのバンド・CANTAが春ライブを行っている場所で、私も毎年観に来ている馴染みのある会場です。

もう一つ因みに6月6日は、聖飢魔Ⅱの創始者であられるダミアン浜田陛下の御発生日(いわゆるお誕生日)。


聖飢魔Ⅱの「FIRE AFTER FIRE」で復活したプー・ルイさんが、このめでたき日にBILLIE IDLE®︎のメンバーとして初のライブを迎えるのには感慨深いものがあります。しかもプー・ルイさんは、BiSの創始者!創始者つながり!



当日はあいにくの雨模様でしたが、会場の外はファンの熱気が渦巻いておりました。

私が買ったのはTシャツ付きのチケット。Tシャツ付きで¥4,500という出血大サービスどころか、こちらが鼻血を出してしまう様な破格のお値段、ジャパネットたかたも腰を抜かすご奉仕価格でした。

そして開場前にTシャツを受け取りました。これは最高のプレゼントです。そんなBILLIE IDLE®︎の心意気に、始まる前から熱くなってしまったのでした。


そしてライブはスーパー・ササダンゴ・マシン選手というプロレスラーによる、BILLIE IDLE®︎とプー・ルイさんに関するプレゼンテーションでスタート。私が購読している「水道橋博士のメルマ旬報」というメールマガジンで、ササダンゴマシン選手の連載をいつも読んでいるので、これには中々熱いものがありました。メルマガで連載を持つだけあり、ササダンゴマシン選手のプレゼンは、会場に爆笑の渦を巻き起こし、ライブへの期待を更に高めたのでありました。


そして遂に本編開始!

物々しいSEの中、前回のライブのラストに引き続き一曲目はまたまたまさかの「FIRE AFTER FIRE」(聖飢魔Ⅱ)!

聖飢魔Ⅱと全く関係ないグループのライブに来て聖飢魔Ⅱを聴くという、幻覚を見ている様な時間が再び訪れました。しかし間違いなくBILLIE IDLE®︎がこの曲を歌っています。


ファーストサマーウイカ様の悪魔を凌ぐ勢いの鬼気迫るボーカル(いつか悪魔メイクをして欲しいです・願。この前日にYouTubeで、世を忍ぶ仮のお姿からウイカ様へと変身する動画 https://youtu.be/tQAKZAoZFEo を公開されたのも何かの縁でしょうか。)、珍しくドスを効かせたヒラノノゾミさんの可愛い迫力、そこらのメタルシンガーに全く引けを取らないどころか、凡百のメタルシンガーが束になっても敵わない凄味のあるハイトーンボイスで観客の脳天を痺れさせるモモセモモさん、安定感のある歌声でグループの土台を強固なものにするアキラさん。


「FIRE AFTER FIRE」という曲を選んだ事により、BILLIE IDLE®︎のズバ抜けた歌唱力と、そのバランスの良さが浮き彫りになりました。この素晴らしさは、必ず本家・聖飢魔Ⅱにも届くと思います。


そして曲はギターソロのラストへ。

すると何かと戦っていたメンバー達が客席の中程を指差し、そこから大歓声が上がりました。

振り向いて見てみると、そこにはスーパー・ササダンゴ・マシン選手と、もう1人のプロレスラーに騎馬戦状態で担がれているプー・ルイさん!


プー・ルイさんはモーゼの十戒の如く観客の波をかき分け、遂にBILLIE IDLE®︎のメンバーとしてステージに上がりました。

そしてラストのサビを力強く歌うプー・ルイさん。この曲を作ったジェイル大橋さんも、まさか三十数年後にアイドルグループ(NOT IDOLですが)にカバーされるとは思ってもみなかったと思います。


「FIRE AFTER FIRE」の後は、BILLIE IDLE®︎の名曲のオンパレード!しかもその名曲達をプー・ルイさんの歌で聴く事が出来る…(涙)。

大型新人プー・ルイさんを迎えたBILLIE IDLE®︎は確実にパワーアップしていて、胸が熱くなりまくったのでありました。


ライブ中盤には、モモセモモさんとアキラさん(実の姉妹コンビ)による「エンドロール」が披露されました。二人とも声や歌い方は異なりますが、やはり実の姉妹だからか声の混ざり方や息がぴったりで、思わず聴き入ってしまいました。これからも、もっと色々な曲でこの二人の歌を聴きたいです。


そしてモモセ&アキラコンビと入れ替わりに、プー・ルイさん、ヒラノノゾミさん、ファーストサマーウイカさんがステージに登場。

「まさか…」と思いましたが、そのまさかの「どうせ消えてしまう命なら…」を歌ってくれました。

これは私が大好きな曲で、いつかプー・ルイさんが歌うこの曲を聴いてみたいと思っていました。そしてイントロが流れた瞬間にルイ線が崩壊しそうになったのでありました…(涙)。


BILLIE IDLE®︎にはBiSを感じさせる要素はありません。しかしこの曲だけは完全にBiS状態で、このお三方がいた頃のBiSを見た事のない自分には最高のパフォーマンスでした。


そしてファンが求めるであろうこのメンバーとこの曲の組み合わせ。それを惜しげもなく披露してくれたBILLIE IDLE®︎は最高にカッコ良かったです。

旧BiSを連想させる事をやったからといって、旧BiSに喰われる様なBILLIE IDLE®︎ではない!という自信も感じました。

私は「これが見たいんだろ⁉︎」という、ウイカ様の女王様的ドS攻撃に痺れまくり、昇天してしまったのでありました。

本当に最高でした。


ライブは大盛り上がりで、あっという間に最後の曲へ突入!

ラストはキラーチューンである「be  my boy」。私は揉みくちゃになりながら流れ流れて、気が付けばプー・ルイさんが自分の目の前で歌っていました。

BILLIE IDLE®︎のライブを、思う存分イキイキと楽しんでいるプー・ルイさんは神々しかったです。


BILLIE IDLE®︎は元々歌唱力が抜群に高いグループなのですが、プー・ルイさんの加入でますますそれに磨きがかかりました。

歌だけでここまで聴かせられるグループも、そうそういないのではと思います。しかもライブになると、その魅力に更に磨きがかかります。


またBILLIE IDLE®︎には「NOT IDOL」というコンセプトがあります。これはまさにその通りで、もはやアイドルグループではなくロックスター軍団なのだと痛感したのでした。

バックは生演奏ではないにも関わらず、歌だけでスウィング&グルーヴさせる事ができる最高のロックシンガーの集団、それがBILLIE IDLE®︎なのです。

特にウイカ様の存在感はロバート・プラントやデヴィッド・カヴァデイルの様であり、その歌の力はさながら現代のジャニス・ジョップリンであります。


BILLIE IDLE®︎はアルバムも素晴らしいですが、ライブも見るべし!

IDLE TALKも聴くべし!http://hometown-hifi.com/billie-idle/


そして私は終演後に握手会と、プー・ルイさんとのチェキに参加しました。

握手会の時はメンバーの皆さんが笑顔で手厚く迎えてくれるので、ますますBILLIE IDLE®︎を好きになってしまいます。特にヒラノノゾミさんがずっと手を握ったまま「ありがとうございます!」と言ってくださったので、私は魂を抜き取られてしまいました。のんちゃんは天使であり妖精です。


プー・ルイさんとチェキを撮って頂くのは2度目なのですが、プー・ルイさんを前にすると私はどうしても筆下ろしに来た童貞みたいになってしまいます。

それでも何とか「FIRE AFTER FIRE、最高でした!」と伝えると「聖飢魔Ⅱ?メタルだよね🎶」と言ってもらえました。

プー・ルイさんが「聖飢魔Ⅱ」と言うのを直に聞く事が出来たので、聖飢魔Ⅱに捧げた私のガラスの十代はここで報われたのでした。


そしてプー・ルイさんがBILLIE IDLE®︎という最高にカッコ良いグループに加入して、この先がますます楽しみになりました。

大型新人をこんな形で受け入れる事の出来るBILLIE IDLE®︎は、やはりゴイスーなグループです!


また必ず観に行きます!ベスト盤の発売も楽しみにしています!


以下は余談なり。

ライブに向かう時、地元の駅で電車に乗ると私の隣に来た人がモモコグミカンパニーさんの「目を合わせるということ」を読んでいました。その人は私のBILLIE IDLE®︎ Tシャツに気付いたでしょうか。

BiSHを好きな人にも、BILLIE IDLE®︎を知って欲しいです(願)。