続いては小坂忠さんの「しらけちまうぜ」と「流星都市」。
小坂忠さんといえば、松本隆さんと細野晴臣さんにとっては「エイプリルフール」での盟友であります。
小坂さんが披露された二曲は、どちらも細野さんの作曲。それもあってか、はっぴいえんど~HOSONO HOUSEの雰囲気を色濃く醸し出すステージにグッとくるものがありました。そしてこれは私が生まれる前の作品なので、その時代の空気感がどの様なものであったのかを私は知る由もありませんが、70年代というまだまだ時間の流れがゆっくりだった頃の空気が蘇っていた様に感じました。観客の心は、それぞれの風街を旅していたのではないでしょうか。
今回は短いですが、⑦に続く。