前記事で予告した内容です
先に結論から
人による!
面白みのない回答で申し訳ない笑
まぁインストであったり歌モノであったりでももちろん違うのですが
今回は歌モノに限定して、尚且つ「自分の場合」について書いてみます
自分の場合はギターのアドリブと歌もの楽曲の作曲は別物です
寧ろ意識して別物にしています。
理由1
ギターで作るフレーズが必ずしも人間の歌声にマッチするとは限らないから
理由2
ギターでメロディを考え過ぎると楽器の特性上、音域幅が広くなりがち
理由3
ギターでメロを作ると単音連打系フレーズを避けがち
※例外な方も勿論いると思いますがこれは多くの場合当てはまっていると思います
理由4
人間の声から考えた方がブレスポイントを計算に入れやすく、歌いやすい歌いにくいといった感覚もなんとなく分かる
※プロは肺活量も多いし難解なフレーズでも歌える!という考え方もあるけど、自分が作る曲はカラオケで歌われるようなポップスがメインなので、一部の人だけが歌える楽曲をなるべく避けている
まぁ上記以外にも細かく見れば沢山あるのですが大体こんな理由です
人間が歌うことに重きを置いた結果という感じです。
しかし、昔はギターのアドリブの延長線上でメロを作っていました
あるいは鍵盤など
自分の場合それだと早く作れるのですが、やはりギター的なニュアンスになりがちだったので
やめました。実際作り方を変えてからの方が評判も良く、結果にも繋がりました。(何度も言いますが自分は)
ギターだとチャチャっと出来てしまうのがいい所だったのですが、それ故に
少しライトというか、アドリブ演奏の中で偶発に出てくるフレーズって良くても割と水モノ的な雰囲気を
自分でも感じていたので、時間をかけてメロを作るタイプです。
なるべく覚えやすくて、メロだけにしても伴奏が聞こえてくるような感じになるよう
何度も「これで本当にいいか?」と自問自答しながらちょくちょく手直ししたりして完成させます
完成したフレーズが一見シンプルでも何度も錯誤した結構だったりするので、音数以上にハイカロリーな作業です
元々ギターでなんでも考えてしまうタイプだったのでこの作り方にシフトするには
習慣を変える大変さがありましたね、つい癖でギターに手を伸ばしちゃっていたので笑
作り方をこういうやり方に変えてから、ギタリストとして良い側面と悪い側面が浮上しました
良い側面は仕込むギターソロのフレーズが「人間の歌的でなんか良い!」と言われる頻度が増えたことです
これは主に音楽をやっていない方々から言われることが多かったので結構真実味があると思っています。
悪い側面はギターのアドリブソロが明らかに苦手になりました笑 まぁこの理由はこれだけではないとは思いますが…
昔の方が得意だったことは確かです。フレーズを生み出す際人間の声で考える癖がついたから??とか思っていますが
単純にアドリブって今の自分の仕事だとあまり求められないので退化しただけかもしれません笑
最後に
上記はあくまで自分の場合なので勿論違う考えの方もいらっしゃると思います
自分の音楽における作業時間は「作曲>ギター」な日々なので、こういった結果ですが
逆の方は逆になることも至極自然なことだと思います。
何か参考になれば幸いです。