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記録の習作~鑑賞記録編~

関西クラッシック音楽&映画鑑賞の記録です(Instagram&Twitter整理用に使用してます)
※腐女子要素入ってますのでご了承下さい

アンサンブル・リュネット 10周年記念コンサート 大阪公演

2018年1月26日(金)

@三木楽器開成館サロン

「上手い&面白い」と噂を聴いていて気になってたけど聴けなかったアンサンブル・リュネットの演奏会に行きました。

「リュネット」とはメガネの事でメンバー全員メガネの男性四人組のフルートアンサンブルです。

結論から先に言うと...

予想を超えた破壊力


でした(笑)

職場からの距離&初めての場所は迷子になりやすい(実は駅を出てから少し逆に歩いたけど間違いにすぐ気が付いてバックした)が重なって開演に間に合うか不安だったけど無事に開演ギリだけど間に合いました。ε-(´∀`*)ホッ

中に入ったら人がビッシリΣ(゚Д゚)

完売してる公演だからそりゃそうですよね(笑)

公演の内容は前半が真面目な聴かせる系プログラム。
後半は10周年という事で今までの公演で評判の良かった曲の演奏でした。
本領発揮?で、フルートの演奏会聴きに来た筈なのにフルートどこ行ったの??な歌やダンスなどパフォーマンス満載(笑)

司会進行は江戸さんがされてました。
そういえば、ギモナスの時も江戸さんが司会進行されてたなぁ〜
ギモナスの時に演奏は聴いたこと無かったけど、アンサンブル・リュネットで江戸さんの存在は知ってました。

1曲目はメインボーカル(元々声楽の人だったらしいです)?メンバー谷風さん作の「キラキラ・ファンタジック・スター」はキラキラ星をサンプリングのモチーフにしててすっごく可愛い曲からスタート。
濃い男性四人組が演奏するからミスマッチが又なんとも良い感じ(*´ω`*)

2曲目は、アンサンブル・リュネットの演奏会では「胸キュン枠」を設けてて今回がその「胸キュン枠」曲のフルーツ・パフェ。
可愛らしく、お花が似合いそうな女の子が演奏するとピッタリな曲。
更にミスマッチ度UPしてる筈なのに、免疫が出来たのか何故か違和感ゼロで
「かわゆすかわゆす(*´ェ`*)ポッ」
と聴いてました。
確か3番目の「チョコレート・ダモーレ」だったかな?
個人的に幸せ度倍増でお気に入り。

4曲目は江戸さん編曲のバッハ。「僕達バッハが好きで」と話されてました。
バッハは王道よね〜フルート綺麗よね〜と、彼らが実力も有る集団と再認識。

5曲目は彼らの為に書き下ろされたP.エスカンデさんの「4つの風〜松尾芭蕉の俳句に基づく〜」
演奏会の時に「このエスカンデって名前思いっきり聞いた事が有る???」と、思いながらも思い出せずモヤモヤだったのですが...
「あ!センチュリーのいずみ定期のチェンバロ奏者の人がそんな名前だ!!!!」と、帰りの電車で思い出しました!!
しかも、この曲は松尾芭蕉の俳句を織り交ぜてフルートは笛だと再認識させる純和風な曲。
海外の方がこんな日本の風情を表現する曲を作られたのには驚きました。
心洗われる曲だったなぁ〜

休憩後に第二部のプログラム。
10周年記念コンサートという事で今までの演奏での代表作な曲でした。

一曲目は、韓国で演奏する時に日本でも韓国でも分かる曲という事でメンバーの谷風さんが作られた「アリラン」をサンプリングした曲。
懐かしいマッタリ気分になる演奏でした。
もう一つフルートをやってる人ならわかる人は分かる曲も実は入ってたそうです。
そんな訳で谷風さんは記憶力悪いので忘れたけど、「盗作の名人」「盗作の達人」とかそんな類いのあだ名がついてるそうです(笑)

2曲目からはメンバーの森本さんの曲が続きました。
前置きからして森本曲は相当「変」と、云うかこのアンサンブルの特徴とも云える面白曲のオンパレードwwww

「3つの声のためのディヴェルティメント《けんか》」は、小山さんが指揮、そしてその指揮に合わせて残りの三人がうにゃにゃ〜と言葉にならない奇声でけんかをしてましたΣ(゚Д゚)

「白鳥の湖メドレー」はタイトルだとまともだけど、何処が白鳥の湖??の90年代のロックとかテクノ調のノリノリビート効かせた曲Σ(゚Д゚)
司会の江戸さんが凄く疲れる曲と言ったのが納得。
でも、個人的には聴きやすくて好きでした。

そして、司会の江戸さんが次の曲は更に疲れますと、前置き。
その後ろで譜面台を縦1列に並べ替えてる????
演奏曲は「交響神第31号「バリ」より第1楽章」
タイトルはモーツァルトの交響曲第31番「パリ」をパロってます(笑)
何故「バリ」なのか「疲れる」のか判明。
谷風さんが謎の呪文を呟き、他の方々はポージング、吹きながら走り回ったり踊ったり儀式のよう└│∵│┐┌│∵│┘
縦1列なので正面から見ての効果も考えた振り付け(笑)
...「これはバリの人が見たら怒るよぉ(ーー;)」と、ご本人達もおっしゃってました。

次は「エリーゼがダメに」
タイトルがインパクト有るせいか何故かリクエストが多い曲だそうです。
スライドホイッスルでの演奏でした。
他に自転車の空気入れを改造した低音仕様のモノやピーッとホイッスルの爆音、風船割れたり(飛ばすつもりが手違いで割れたので本当に驚かれたそうです)と、ビックリ音曲でした。

最後はオペレッタ「邪笛」。
今回は、ダイジェスト版で殿様、馬、鬼、女性のロングヘアーのヅラと被り物の被って、あらすじを物語形式で説明しながら一人一人ソロ歌ってくれました。
日本昔話風???なハッピーエンド?な物語でした。
「魔笛」のタイトルからよくこんなぶっ飛んだ話思いつくなぁ...(ーー;)

鬼がお腹空いて殿様の足を辛子れんこんに帰るって(ーー;)

アンコールも盛り沢山で色んな曲をやってくれたのですが、谷風さんの歌う「メガネの歌」がおもしろくて彼ららしかったなぁ〜

「トルコ行進曲」はトルコ風味が少ないと盛ってアラビアンなエスニック風味倍増の「超トルコ行進曲」もツボだったです。
...実は、モーツァルトのトルコ風の曲って私の感覚だと薄いなぁ〜って密かに思ってたので満足しました(笑)

フルート・アンサンブルを聴きに行った筈なのに、小劇場での劇団の人達の演劇を見に行ったような楽しい気分になる演奏会でした。

◆Twitter◆

************************

【メンバー】
森本英希
谷風佳孝
江戸聖一郎
小山真之輔

【プログラム】

■第一部
●組曲《惑星》より〈キラキラ・ファンタジック・スター〉 谷風佳孝
●フルーツ・パフェ 伊藤康英
 Ⅰ.フルーツパフェ
 Ⅱ.マロン・ミロンガ
 Ⅲ.チョコレート・ダモーレ
 Ⅳ.ジェラート・ダモーレ
●イタリア協奏曲 J.S.バッハ(編曲:江戸聖一郎)
●4つの風〜松尾芭蕉の俳句に基づく〜 P.エスカンデ
 Ⅰ.Southern Wind
 Ⅱ.Western Wind
 Ⅲ.Northern Wind
 Ⅳ.Eastern Wind

■第二部
●大邸の風 谷風佳孝
●3つの声のためのディヴェルティメント《けんか》 森本英希
●白鳥の湖メドレー P.I.チャイコフスキー(編曲:森本英希)
●交響神第31号「バリ」より第1楽章 森本英樹
●エリーゼがダメに 森本英樹
●オペレッタ《邪笛》より アンサンブル・リュネット
 おいらは馬刺し
 なんとひどいブサイクな姿
 なんかわからんけどいい人っぽい
 デヘヘ、ねえちゃん
 フィナーレ


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このシリーズ①の記事から日数が経ってしまいました(汗)
この記事...よ、読み進んだら分かりますが「愛」の為にメモ書きのつもりが大暴走になり長文になりました(;´Д`)

ハッキリ言ってキモいのでセンチュリーだけで読み終わった方が良いです(ーー;)

◆前回12/22の記事◆

この日は「ONE★COIN見学会&コンサート2017」というイベントで大阪市中央公会堂の見学&大集会室での演奏会鑑賞でした。

入り口で貰ったクリアファイル。
た、確か大阪クラシックの時も同じのを貰った記憶有るなぁ
仕事で使うので有っても困らないけど(笑)

私が鑑賞したのは
13:15〜センチュリーの弦楽カルテット
14:20〜大フィルの木管楽器&ピアノ
の演奏でした。

センチュリーはメンバーが分かってたけど大フィルは謎。
木管でこんな場面には絶対に大島さん出る筈!!!と、勝手に期待して中央公会堂の前に並んで(確か、大島さんの予感するから1時間くらい前から場所取りの為に並んでた記憶が...)待ってました。

大集会室に入りパンフレットもらったら予想大的中の大島さん!!(∩´∀`)∩ワーイ

しかもソロ!!!!!
リサイタルです!!!!

大島さんといえば伴奏は勿論同級生のお友達の大西さん(*´ェ`*)ポッ
実は大島さん、大フィル入る前はソリストで活躍してました。
しかも、話し上手で面白い。
つまり、こういう場面に1番向いてる人なので木管と知った時点で実はほぼ確信に近く予想してました。

席は最前列中央も空いてたけど恥ずかしくて3列目の中央取りました。
うえたんさんだと張り切って最前列ど真ん中取るのに大島さんは恥ずかしいので下がってしまうなぁ...

最初は、センチュリーの弦楽四重奏。

ヴァイオリン:道橋さん、池原さん
ヴィオラ:永松さん
チェロ:末永さんと
前日の大フィルと同じくお姉様チームでした。

演奏曲は
サンタが街にやってくる
J.Sバッハ:主よ人の望みの喜びを
音楽絵本〜映像と演奏が一緒に楽しめる〜
フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル(語り:中原由美子)
【皆様と一緒に】アンダーソン:そりすべり

クリスマスの直前なのでクリスマスのプログラムでした。

奏者が全員女性でしたので、ドレスが綺麗で華やかで見た目にも楽しくて、センチュリーらしく上品で素敵なアンサンブルでした。

ヨーロッパの方ではクリスマスでよく演奏されてるというヘンゼルとグレーテルは背後のスクリーンに映像が映し出されて、絵本のように朗読が有っての演奏だったから構成も練られてたなぁ〜

オケ全体で準備に時間かけた気がする。
地味だけど丁寧さを感じるセンチュリーらしい。

素敵な音楽でマッタリとヨーロッパのクリスマス気分を味わいながら鑑賞しました。

◆センチュリーのTwitter◆

そして、次の大フィルはオーボエセカンドの大島さん&伴奏は大島さんの同級生の大西さんのコンビ。

大阪クラシックでも、アフター・アワーズ・セッションでも大島さんは誰かとのアンサンブルばかりなので大島さんソロの演奏聴くのは何年振りかな???

因みに紹介で大島さん動画貼っときます。

以下がプログラムです。
モーツァルト:オーボエソナタより第1楽章
シェーンベルク:ミュージカル「レ・ミゼラブル」より「夢やぶれて」
【皆さまと一緒に】久石譲:となりのトトロ
生田美子・後藤丹編曲:クリスマスメドレー
ハーライン:星に願いを

こちらの大島さんもクリスマス曲そして、親子連れの普通の人が多いと想定してのポピュラーな選曲でした。

先程のセンチュリーでは司会者の女性が進行してたので、
「大島さんは面白いボケ風味&仲良しな人が犠牲になる無茶振りトークが持ち味だから大島さん本人が進行して欲しいなぁ〜」
と、思ってたら司会者の女性のごあいさつの後に進行役はバトンタッチ(∩´∀`)∩ワーイ

大島さんがマイクを持ってご挨拶したら低いナレーターみたいな渋い声に隣の女性が思わず「良い声♡」と、呟いてました。

第一印象は、この声とクールな外見で「素敵な人」と思われるのよねぇ〜

...だけどトークが炸裂し、時間が経つに連れて視線は無意識に固定になるけど、チョットした天然ボケ風味な仕草で笑いを取るようになってしまい最後は「面白い人」になってしまうのが毎度のパターン(´;ω;`)ウッ…

大島さんのオーボエは人柄が出てるのか明るくて晴れ渡った青空を思わせて晴ればれと爽やかな気分になりました(*´ェ`*)ポッ

前向きな素直な人なんだろうなぁ〜って演奏聴くと何時も感じます。

そして、構え方(肘から下のライン)とか吹き姿は師匠の広田さんとすっごく被るけど、演奏はCDで聴いたのみで生では聴いたことは無いですが大島さんがオーボエを始めたキッカケの憧れの宮本さんを思い起こさせます。

大島さんの演奏を聴くと生では聴くことが出来なかった宮本さんってこんな感じだったのかなぁ〜ってふと思います。

以前に大島さんの指揮での演奏会形式(ミュージカルでした)のレ・ミゼラブルを鑑賞した事が有りました。

この日の演奏&25日のアフター・アワーズ・セッションの演奏で、このレ・ミゼラブルの曲「夢やぶれて」を演奏されてたの一番印象に残ったです。

25日のアフター・アワーズ・セッションの演奏会は毎年恒例のクリスマスコンサート「クリスマスのポプリ」でした。


今回はお値段を2000円と押さえるために受付(私の対応は京響のファゴット首藤さんで受付にいらしててビックリした)、セッティング、パンフレット折ったりとか全部自分達でされてました。

トークコンサートだったのでここでも大島さんトーク炸裂(笑)

アフター・アワーズ・セッションの演奏会はアットホームな室内楽アンサンブルでほっこりするのですが、トーク形式の進行だったので普段よりも更にホノボノ感UPでクリスマスらしい雰囲気でした。

この演奏会の事は書きたいけど、記事書く余裕が無くて書けないので、大島さん関係で今回の記事と連動してる箇所が多いのでその部分は同時に書きますm(_ _;)m

アフター・アワーズ・セッションの会場は島之内教会と雰囲気満点の場所での演奏だったのでウルウルでした。

素敵だった。泣けたㅠㅠ

この演奏会形式のレ・ミゼラブル。
確か大学の時??権利を持ってる所が有るので交渉して「演奏会形式なら」と、許可が下りたそうです。

だけど「楽譜が無い!!」のでCDを聴きピアノで起こして完成させたそうですΣ(゚Д゚)

そして、そのままの流れで指揮もされたとか。

「こんなにも、CD聴いてピアノを叩いた事は無かった」とアフター・アワーズ・セッションの演奏前に思い出を語ってくれました。

この中央公会堂の演奏会では家族連れが多いので、
「プレゼントはヤマトやAmazonでは無くてサンタさんがソリに乗って運んでくれます。」
って子供に夢を与える為に話してるのだけど、ネタバレとしか(ーー;)

そして、アフター・アワーズ・セッションの演奏会の時に話された後日談。

プレゼントを子供に渡したら中に
「大島弥州夫様」
と書かれた領収書が入ってたそうです。

サンタさんはプレゼントの在庫切らして頼んでくれたとか誤魔化したそうです(笑)

そして、大島さんといえば無茶振り!!
犠牲者は勿論、伴奏の大西さん。
「前の方の席の方は分かるのですが私は汗かきでして...」
と、話題開始。

確かに何時も演奏会で1人だけゴシゴシと擦らずにトントンと叩いて超上品な汗の拭き方してます(笑)

「汗を拭いている間に伴奏の大西さんにクリスマスの思い出を語って貰いましょう」
と、マイクを渡されて困る大西さん。

大西さんのクリスマスの思い出は悪い子では無いのに子供の頃、
「この家にはサンタさんは来ない」
と言われてプレゼントは貰えなかったそうです。

何か楽しい話をと大西さんに話を振ったら可哀想な内容で観客席がシーーンとなって焦ったと後日大島さんが話されてました。

因みに、アフター・アワーズ・セッションの時の大島さんの無茶振りの犠牲者は予想通り友達のホルンの瀬古宗さんでした。

クリスマスといえばの定番曲「くるみ割り人形」の時にイキナリ曲の説明と来年の展望を話すように振られました(笑)
あらすじを思い出して考えながら瀬古宗さん、曲の説明されました。

無茶振りされた人は何時も困ってしまってますが、観客の立場としてはその困った様子でその人の人柄が伝わって親しみを感じます(笑)

大島さん自身も、そういう大人しい感じの親しみの持てる良い人キャラの人に無茶振りしてその人を知ってもらいたい気持ちも感じます。

大島さんの思い出としてはクリスマスの当日にプレゼントの希望を変えてお母様にムッチャ怒られたそうです。

そ、そりゃそうよね...(ーー;)

後、大島さんは普通の人が観客に多い時はクラシックは敷居が高いと思われるてるから違う楽しみ方の話をするのですが、「聴きに来るでは無く見に来る」楽しさも話されました。

トップの人がソロパートを演奏した時に「良かったよ!!」の足をスリスリするサインとか...
実は歳末助け合い運動状態になってると(笑)

確かに、オーボエトップの浅川さんや大森さんがソロパートの演奏後に大島さんを見るとよくやってます。
顔は無表情で変えずに、足をスリスリしてます(笑)

大西さんに無茶振りしたおかげ?で、大西さんも観客の皆さんに存在を認識されて伴奏のソロで大島さんが足をスリスリしてと合わせて盛り上がりました。

大島さんの素敵な演奏と楽しいお話でファンとしては嬉しい企画でした。

本当の大阪クラシックでは、アンサンブルではセンチュリーだと思うのに(個人的に北口さんソロリサイタルとか、弦楽アンサンブルとか時間枠作って欲しい)センチュリーは社会人の私が行けない時間帯、大島さんソロのプログラムも無いので本当に嬉しい企画でした(*´ェ`*)ポッ

大阪クラシックでも今回のプログラム実現して欲しいなぁ...

中央公会堂の大集会室なんて広い場所でオケは「リサイタルやれ」と依頼するのだから実力は認めてる証拠なのに(´;ω;`)ウッ…

このイベントでは中央公会堂の内部見学のオプションも着いてたので普段は見れない中央公会堂の内部も見学できました。

以下Twitterで呟いた見学したお部屋です。

◆小集会室◆
この部屋は初めてでした。

◆中集会室◆
大阪クラシックのアンサンブルでお馴染みのお部屋。

◆部屋の名前忘れたけど大阪クラシックで中集会室の公演の待機で使われてる小部屋◆

中央公会堂の内部は西洋建築なんだけど、よく見ると日本神話や和の要素いっぱいで日本と西洋の要素が融合したレトロな雰囲気の建物だなぁって大阪クラシックで中に入った時に何時も思います。

素敵な音楽を聴けてクリスマス雰囲気を味わえれる嬉しい企画でした。

今年2018年も有る筈と思うので楽しみです。

職場のど近所なので帰りにフラ〜と立ち寄れるのも有り難いです。

演奏も誰がされるのか楽しみです((o(´∀`)o))ワクワク

今度は見そびれた中央公会堂のプロジェクションマッピングのリベンジしないと!!!(笑)


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私は、大フィル、センチュリー、京響と1日目の定期会員になってます。
1月は正月の関係で大体毎年半ば以降になるのですが...
なんと!!今年2018年1月の定期演奏会はこのオケの1日目が見事に連続。
1/18(木)⇒大フィル
1/19 (金)⇒センチュリー
1/20(土)⇒京響
と、有り得ない重なり方をしました。

他にこの週末はN響やPACや関フィルと、関西ではオケの演奏会が重なったのでオケの生音鑑賞が趣味の人は大変な事だったと思います(ーー;)

私は自動的にこの3 つのオケの連続鑑賞となったので、余韻が消えないうちに鑑賞になってしまい上書きが重なって、アホな私は暫く頭の中がグチャグチャな状態でした(汗)
1週間経って落ち着いてようやく整理出来たかな?って感じです。

簡単にですがこの定期演奏会の感想を下記にメモ書き程度に書いていきます

************************

2018年1月18日(木)
大阪フィルハーモニー交響楽団:第514回定期演奏会
@フェスティバルホール

<出演>
指揮:角田鋼亮
ヴァイオリン:竹澤恭子
<曲目>
コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
マーラー/交響曲第1番 ニ長調 「巨人」









角田さんが大フィルの指揮者になられて初めての定期演奏会の指揮でした。

角田さん、定期演奏会デビューでプレッシャーも感じて準備を丹念にされてたんだろうなぁ〜って印象を受けました。
楽譜を検討して凄く細かい部分も気を配ってるのが伝わる、オケの方に指示を出す細やかさにそれが伝わりました。
誠実な人柄が伝わったわ〜
今は素直な「素」の状態なので、これから年を重ねて深みとか味わいとか独特の「色」が出てくるのが楽しみです。

マーラーの巨人では、管楽器のトップ2人全員演奏の倍管編成だったけど、力押しの大フィルがこんな編成すると圧倒されてしまう可能性が有るのに丁寧な印象を受けたのは角田さん効果だったなぁ〜って思います。

団員さんと良い関係を築かれて居るのも空気感で伝わりましたです。

前半のソリスト竹澤さんは、高音がヴァイオリンに有りがちなキンキン感が無くて伸びやかで綺麗な音が印象的でした。

予習ゼロでこの曲を聴いたのですが、「映画音楽みたいな曲だなぁ」って思ったらコルンゴルトの作った映画音楽の要素を集めた曲で本当にそうでした(笑)
聴きやすい曲だったです。



特にアンコールのヴォーン・ウィリアムズが優しく綺麗で素敵だったなぁ〜

若い角田さんの爽やかさで清々しい気分になる演奏会でした。

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2018年1月19日(金)
日本センチュリー交響楽団:第222回定期演奏会
@ザ・シンフォニーホール

飯森範親(指揮)
アレクサンダー・ガヴリリュク(ピアノ)

【演奏曲】
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」



翌日の19日はセンチュリーの定期演奏会でした。

マーラー⇒ブルックナーのリレー鑑賞(汗)
どちらの作曲家も、1番気軽感有る曲で助かりましましたε-(´∀`*)ホッ

この日の演奏会のソリストは「ガヴちゃん」ことガヴリリュクだったので楽しみにしてました((o(´∀`)o))ワクワク

ロシア系奏者のイメージかな?打鍵が力強くシッカリとしてました。
だけど、ごっつい熊みたいな印象では無くて芯が通ってて力強いけども音に「色」というか雰囲気有って魅力的な演奏でした。

流石だった...

アンコールは私の大好きなラフマニノフのヴォカリーズを編曲された曲で更に雰囲気感倍増でした。




後半はブルックナーの名曲「ロマンティック」。

ノリチカさんなので予想通りの対向配置。
コンバスは普段はティンパニーの位置の観客とご対面。
ティンパニーは下手後方への移動となってました。

本来のコンバスの位置が空白なので「人数が少なく無い??」と、気が付きヴィオラの人数数えたら6人Σ(゚Д゚)
隣のチェロも6人Σ(゚Д゚)
隣の第2ヴァイオリンはたしか8人?
第1ヴァイオリンは2階サイド席の関係で数えれなかったけど後での情報だと10型だったみたいにです。

金管バリバリのこの曲をこの弦でやるので演奏前から驚きました。

この曲の冒頭はホルンの大ソロ。
ホルン首席の水無瀬さんは、照れ屋でシャイな雰囲気が漂う人だからなのか応援モードになっちゃうのだけど、このソロで曲の全てが決まると言っても良いくらいなので「水無瀬さんがんがだー!!!!(ノ*>□<)ノ{ガンバレ~~〕」と、応援モード全開でした。

無事にホルンのソロが終わり、演奏が始まりましたが弦の人数の少なさを全然感じませんでした。

人数が少なくなったので普段は大人しい印象を受けるセンチュリーの団員さんの
ゴォォーー!!!!
って気迫がビシバシと伝わって来て圧倒されました。

センチュリーは最近開店休業中だったTwitterで積極的に情報とか団員さんの風景とか発信したり、曲のプログラムもなんとなーーーく方向転換したのが以前の傾向に戻って来てる???と、感じます。

大人しい優等生な感じが、前向きになったような???

奏者の熱演が聴いてる方も伝わってテンションが上がる演奏会でした。
個人的にはブルックナー効果も有ってノリチカさん/センチュリーの今まで聴いた演奏の中では一番好きだったなぁ〜

予習で聴いてたのは勿論、小泉さん&センチュリーのブルックナーアルバムでした。

交響曲第4番・第5番・第6番 小泉和裕&大阪センチュリー交響楽団(3CD)
ブルックナー (1824-1896)

超個人的な事だけど、ファゴットの客演首席がN響の水谷さんでした。
スラ〜としててハンサムな紳士的な雰囲気漂う方です。テレビで何時も「お素敵だわ〜」と、神田さん&木川さんが映るのと同じくミーハーして見てた人が至近距離の目の前に居たので視線は完全にロックオン状態鑑賞となりました。
生もお素敵だったなぁ...テレビよりも可愛らしい雰囲気でした。

...ロマンティック演奏中に3階席で喧嘩発生(足蹴りまで出てビックリ)とアンコールでアラームなったのが残念だったです(´;ω;`)ウッ…
次の日に京響が無ければ絶対におかわりしてたよぉぉーㅠㅠ

***********************

2018年1月20日(土)・21日(日)※後半のみ
京都市交響楽団:第619回定期演奏会
@京都コンサートホール大ホール

ジェームズ・ジャッド(指揮)
木嶋 真優(ヴァイオリン)
京響コーラス

【演奏曲】
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調op.63
ホルスト:組曲「惑星」op.32


3日連続生音鑑賞で3日目は数年前に大フィルの演奏聴いたけど記憶が薄れたホルストの「惑星」が後半でした。
ラストの海王星の女性コーラスが怖かったと云う事しか記憶に残って無い状態。

そんな訳で実は3連続の予習はほぼホルストの「惑星」聴いてました(ーー;)

しかし、席が前すぎて弦しか視界に入らないので金管バリバリ曲は何処からとも無く音がしてて「???」状態。
おバカで許容量小さいので、マーラーとブルックナーの余韻が脳内に残り過ぎたから頭の整理が出来ず鑑賞不可能状態だったので翌日に後半券で後半のチケ買って聴き直してようやくどんな演奏か分かりました。
(後半券だと5000円⇒2000円は有り難いです。)

京響の来シーズンの更新は勿論席を変えて後ろの方になったから来シーズンからは全体が把握出来て快適鑑賞になります。

1日目の前半に聴いた木嶋さん。
賞を取る前に大フィルとのコンチェルトを聴いたこと有ったのですが、演奏が進化したなぁ〜って感じました。
落ち着きが出て風格と云うか聴いてる人を惹き込む力が増えてるように感じました。



アンコールは最初何の曲か分からなかったけど、暫くして「ふるさと」と気が付きました。
日本人の心だなぁ〜ってしみじみと聴き入ってしまいました。

後半のホルストの「惑星」。
ジャッドさん母国のイギリスの作曲家ホルストの曲です。
海外の指揮者さんの母国の作曲家への「愛」って強いなぁ〜って何時も感じますがジャッドさんも正しくそんな感じでノリノリ感な動きの指揮で「愛」を感じました。

そして、曲を知ってるなぁ〜って随所に思いました。

全体的にスッキリとクリアにまとめられてて、スペクタクルな宇宙の旅。
最後の海王星のオケの演奏が終わりバンダのどこからとも無く聴こえる女性コーラスのみの不思議な浮遊感がどこまでも続いてるみたいで効果的になってるように感じました。

この曲は最後の海王星のアノ不思議な無の宇宙空間を思わせる沈黙感がなんとも言えないです...

連続鑑賞で頭の中は飽和状態になりましたが、それぞれ良い演奏だったので満足な週末となりました。

実は、記事を書いてる今週末もオケ連続では無いけど生音3日連続です(笑)


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