ヒトメクリ | a tiniest hope

a tiniest hope

ちっぽけな希望の話


{B417CD1F-6F54-42B9-BDAB-CF0FEF6AEEA7}

今年もイースターカクタスが咲きました。

ひときわ美しいのは、こぼれ落ちる光を拾う花びらの色。

“光の動きは移りゆく時間の現れでもある”

まさに。


{C5C89219-AC6E-49E3-A969-C03804B83616}

{C13F3972-ABC7-49E9-87AE-964324520D04}

マチ子さんちの畑の牡丹も今が盛り。
野性味あふれる花姿は、牡丹の清楚さを少し外れてどこか飄々とした風情。
この、“私は私”っていう開きなおった美しさが好き。

白い牡丹が思いのほか綺麗でほれぼれ。
純白の光。
死に向かいまっすぐ生きる潔い美。
自決するように朽ち果てて、鮮やかに残るもの。

花にはきっと、永遠が潜んでいます。


{E54CAD3B-9556-4532-8B3C-26EA07E6794F}


満月がこわいのは
私も同じ。
だけど、
その放り出したようなまんまるを
どうしようもなく愛してしまうのは、
私の中の夜空が
淋しいからでしょうか。

“欠けていってるから、月。
大丈夫ですよ”