Call | a tiniest hope

a tiniest hope

ちっぽけな希望の話

誰かの口笛が
私を引きとめました。

「もう少し待ってよ」

{28EE9345-876C-468B-9AA9-2CA147F61AD2:01}

今日はお墓参りに行ってきました。

お花を供えて
お米を捧げて
お線香を焚いて
手を合わせる。

不思議なことに
それだけで
あちらの世界との
つながりが感じられる。

世界はふたつあり
そのふたつは
重なり合い
隣り合い
もつれ合いながら
続いている。

そこには
魂の在り処にこだわる
人間の本能が
しずかに
満ち引きしています。

欺瞞など打ち捨てて
ただ突き上げるような
衝動のもとに
生きて逝くこと。
そんな始まりと終わりが
溢れているなら
ふたつの世界は
決して遠ざかることはなく
そして、
近づくこともないのです。

その距離の
ひりつくような正しさ。

だから。
今日みたいな日は
私は笑います。
墓石に祈りを彫るように
灯籠に想いをともすように。

元気そうだねぇ。
ありがとう。

{FD777096-5CAC-4ECA-B740-FE03C65B9EA1:01}

どうしてこの場所に
あなたがいないのだろう。

私はここで
もうずっと待っているのに。