過去の闘病記です。
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先生からのＩＣが終わり
看護師さんに声を
かけられた私は
気持ちを抑えることが出来ずに
ナースステーションの前で
泣き崩れてしまいました。
泣きじゃくる私を看護師さんは
個室に連れて行って
落ち着くまで話を
聞いてくれました。
私は堰を切ったように
今までの不安、怒り
悲しみ。
ぐちゃぐちゃの顔になって
一生懸命話しました。
看護師さんにしてみれば
自分の病院の不満も
含めているわけですから
気持ちの良いものでは
なかったでしょう。
それでも冷静に
真剣に聞いてくれました。
お母さん不安だったんだね。
辛かったですね。
どうしたいですか？
小児の専門病院に
転院することも出来ます。
でも、明日からの治療は
必要です。
不思議な事に
何の抵抗もなく
受け入れられました。
多分、自分の不安を
受け入れてほしかったんだと
思います。
ただ、辛かったね。
不安だったね。
そう言ってもらえただけで
私の気持ちはすごく
軽くなりました。
自分一人で頑張らなくて
いいんだ。
弱音を吐いてもいいんだ。
あの日、看護師さんに
声をかけてもらえなかったら
いつまでも息子のことを
前向きに考えられなかったかも
しれないです。