息子は目が合うだけで笑顔になってくれる。






娘は「ママ好き」ってたくさん言ってくれる。







そんな、愛を向けてもらえるこの環境で、

時折自分の中から聞こえる声があった。



「お母さんの役割を果たしてるから、

 言ってもらえるんだよ。


 やることやってるから、

 認められてるんだよ。」



今日も娘の寝かしつけで、

ママ抱っこ〜って何回も腕を抱きしめたり、

上に乗ってきたりとスキンシップを求める彼女に



すごく必要としてくれてるんだなぁ


ママが大好きなんだなぁ



って思うと同時に



ママって役割だけだから。



って冷たい声が聞こえた。




少し悲しくなって、

本当にそうかな?って疑ってみた。




私が子供のときはどうだったっけ?




って考えたら、

ぶわっと涙が出そうになった。




わたし、おかあさんのこと大好きだった。


わたし、おとうさんのこと大好きだった。



嫌なことがあっても

悲しいことがあっても


二人に愛されたくて、笑って欲しくて。


どんな二人でもよかった。

一緒にいて、ただ笑顔でいて欲しかった。



お母さんがご飯作ってくれるからとか、

お母さんが一緒にいてくれるからとか、


そんな〇〇だからとかなく、

ただただ二人が好きだった。




わたしのおかあさん。

わたしのおとうさん。




あぁ、なんて無条件の愛なんだろう。


わたしはもともと愛の存在だった。


わたしはもともと愛を知っていた。


愛を捧げていた。




なんてことだ。


探していたものはもともと持ってたんだ。



もともと愛の存在だったんだ。






娘が思い出させてくれた。


未来の私が送り届けてくれたのかな?

って思った。


全ては最善。


何も失ってないし、

何も終わってない。



怖いくらい世界が眩しい。


ここは愛の世界だった。