言葉通りの感情を表現する
こんにちは。
冷凍庫が半開きでアイスがどろどろ、りたです。
(溶けてるアイスも好きですけどね!と負け惜しみ)
「怒れない」ことで悩んでいる人は、意外に多いようです。
以前、私が話したことがある中学生の女の子も言っていました。
怒り方がわからない
と。
その女の子は、部活で後輩に、ダメなときにはきちんと注意をしたいけど、
・笑顔で言ってしまう。
・「~した方がいいかも」と言葉をにごしてしまう。
・怖い先輩と思われたくない。
と言っていました。
有名なのでご存じかもしれませんが、
メラビアンの法則
というのがあります。
コミュニケーションにおいて「表情」「話し方」「言葉」の3つの間に矛盾があるとき、相手がどれを優先してメッセージとして受け取るか、というものですが、この3つのうち、
「表情」と「話し方」が90%以上を占めるのだそうです。
つまり、怒っていても
(嫌な人だと思われたくないから)笑顔で言う
とか
(言い切りだと強い感じがするからなんとなく)語尾に「~かも」などあいまいな表現をつける
とか
(相手に嫌な思いをさせるのが怖いから)できたらでいいの、気にしないでなどと思ってもいないことを付け足す
のようなことがあると、本当に言いたいことはあまり伝わっていないですよ~ということです。
もちろん、怒り方にもその人の個性というか、持ち味がありますから、
無理して怖い顔をしなければならないということではありません。
でも少なくとも、「真剣に話をしている」ことは伝わるようにしたくありませんか?
であれば、笑顔はやめて、真剣な顔で、相手の目をしっかり見て言ってみましょう。
なぜそれを言うのか、理由も伝えられると、相手も「ただ言われた感」になりません。
急には無理~!という方は、
まず、日頃の生活の中で、「表情」「話し方」「言葉」が一致する感情表現を心がけてみましょう。
ごはんおいしかった。
映画おもしろかった。
また行きたいな。
手伝ってくれてありがとう。
自分にとって、比較的表現しやすい感情からやってみると良いですよ。
案外、日常の些細なことでも、「あれっ?矛盾してる!?」という瞬間があるかもしれませんよ。
(私はありました。それはもう…)
まずこの後、一度だけでもトライしてみてください