自分が育ってきた環境で「これ、いいな」と思うもの、慣れているはずのことをやってもなぜかうまくいかない。そんな経験はありますか?
こんばんは。
怒りで後悔しない!
感情バランスアドバイザー、りたです。
先日『それぞれの生活スタイル』という記事でも書いたのですが、家族と言えども「合う生活スタイル」は微妙に違うものです。
今度は自分バージョンで考えてみましょう。
郵便物の仕分けが理想通りにいかない、という相談を以前に受けたことがあります。
その方の(Aさんとします)お母さんがとても片付け上手で、ご実家ではシュレッダーが玄関に置いてあり、お母さんは郵便物を玄関にいるうちに見て、その場でいらないものは捨ててしまう、という方法で、物を増やさないようにしているそうなのです。
Aさんもそのやり方がいいと思い、自分も母親のようにしたいと、玄関にシュレッダーを設置したそうなのですが、郵便物はたまる一方で、うまくいかないとのこと。
そこで、いくつか質問をさせていただきました。
・玄関で郵便物を仕分けするより、優先していることは何か。
・郵便物は、結局どこに置いているのか。
すると、
・子どもの習い事の送迎や夕食作りを優先し、郵便物などは「あとでゆっくり見て分けよう」と思ってしまって玄関でやらずに上がってきてしまう。
・郵便物は持ったまま上がってきて、リビングの自分の定位置に置いている。
とのこと。そこで、
いくら慣れ親しんで憧れていると言っても、お母さんとAさんご本人とでは、生活スタイルが違うこと。また、違って当たり前であること。
自分の定位置があるなら、そこで処分した方がはるかにストレスは少ないこと。
を説明した上で、ご自分の定位置の横にシュレッダーを移動させる提案をしました。
自分の生活動線上に置かないと、シュレッダーもただのオブジェになってしまいます。
Aさんは、自分の理想を捨てたくない気持ちとややしばらく戦っていましたが、とりあえずその通りにやってみることにしてくれました。
しばらくしてから、Aさんから、かなり片付けやすくなったとお知らせがありました。
「あんなにこだわっていた自分がバカみたい」
とおっしゃっていました。
誰にでも「これだと完璧!」という100%の状態があると思うのですが、実際にその通りにはなかなかできないもの。
アンガーマネジメントは周りの人との関わりに対して使うことが多いでしょうが、時として自分自身との関わりに対しても効力を発揮します。
理想通りにいかなくて困っていることがあったら、何を優先させるかを考えた上で、最良の選択ができるといいですね♪