美容室はカットの構成比率、売上比率が
とても高いです。
多分、来店されたお客様の90%は
カットをされていて、
そのうち30%の方が
パーマやストレートをされています
ただ、今後
美容室からカットがなかったから
カット比率0%売上比率が0%
過程で考えてることも大切です
そんなことアリエナイと思う方も
多い方もいますが、
たった15年前は
シャンプーブローのお客様が
いましたが現在は皆無です
ストレートの薬を板に貼り付けて 伸ばしたり
高い縮毛矯正で数万円しましたが
現在は数千円で受けられます
美容室のサブメニューだった
ネイル、
まつ毛パーマ
まつ毛やヘアーのエクステでさえも
他業種の経営者が専門店として出店し
現在、
それらのお店は90%以上が他業種が運営し、美容室のスタッフが経営している割合は、わずか数パーセントです
更に美容室のメインメニューである
カラーでさえも他業種の人が専門店を出店し、
カット専門店の先駆けでもある
QBハウスを作ったのも
他業種の営業マンでした
カラー専門店を出店しているのは経営者は美容師ではなく、他業種の経営者です。
こんなに手元にあった美容の種を
美容師は
物にも出来ず、専門店も出せずにいたのに
他業種の方が、専門店化して成功したのか!
また美容師は、その発想がなかったのか?
やはり、
美容師さんは
カット比率や売上に依存していたので、
それに売上を上げることに固執しすぎて
それを売上や誇りを
捨てて考える勇気がなく
他のメニューを
サブメニューとしか捉えられなかった
なのではないかと
反面、他業種の方は元々
カット比率0%売上比率が0%
カットが出来ないので
捨てる勇気すらもいらない
だから美容師の思う誇りや
昔ながらの在り方に固執しないで
柔軟な発想で
新しい美容として専門的に考えられた
のではないかと思っています。
美容業界に限ったことではなく
缶コーヒーの業界もメーカー同士
シェアを争っていましたが、互いに
自社の缶コーヒーの工場をもっているので
、《缶》にこだわり過ぎた結果
缶の工場も持ってないセブンイレブンという飲料メーカーではなく他業種が
セブンコーヒーを出して、
たった一年で缶コーヒーシェアの30%取り 、コーヒー市場をとってしまいました
その結果、飲料メーカーの
缶コーヒーの売上が2/3になってしまい
缶工場が赤字や閉鎖になる事態になっています
コダックは20年前は世界を代表するフィイム企業でした、デジカメの特許ら実はコダックが待っていましたが自分達のフィイムが売れなくなるからと10年間隠してました、しかし、特許が切れた瞬間に他業種がデジカメをだして、あっという間に破産しました。
コダックはフィイム写真を撮るではなく、
お客様の思い出を撮るという定義だったら
いち早くデジカメ発売してフィイムメーカーからメモリアルメーカーとして変化して今も世界企業だったかもしれません
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」
という言葉がありますが
10年、20年後の美容室は
絶対に今の形ではないことは確かです
美容室だったら
1番大事にしている誇りやプライド
メインメニューやサブメニューを全て
細分化して
個別に専門店になったら
どう経営するのか?
カット比率0%売上比率が0%でも
カットがなくても
どうすれば美容室でいられるのか?
今は選ばれないけど
これから必要とされる
埋もれてるニーズはなんなのか?
美容室の定義を今の定義ではなく
《ヘアースタイル提案からライフスタイル応援》などと変えたりすると
美容室はどうように変わるのか?
今の既成概念を捨てて考えたり
またまた
美容室はヘアーのサロンという
原理原則を立ち返ったりと
これからの
お客様にとって欲しいもの、
便利なものをシンプルに
いろんな方向から
柔軟な発想で考えたりすると
美容室しかできない強みや
これからの美容室の形など
未来が
見えてくるかもしれません。