夏空 夏空が底まで碧い ひるがえる鳥の孤独の鳴声さえも 蔵書を全て 処分した 棄てた言葉 失った文字 からっぽの書棚が 寂しげに残った 身軽さは書籍より 重々しく わたしはこうして 老いを纏っていく のだろうか