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雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

     告げるべき人もいなくてこの言葉わたしのめぐりを漂うばかり

 

     唇を開き

     声を出す

     音ではなく、コトバ

 

     そのコトバを

     聴く耳が見えない

     頷く瞳が見えない

 

     ただ風だけが

     わたしのめぐりで

     かすかに揺らぐ

  

     それでも コトバが

     わたしのコトバが

     伝わる気配がする

     だれかが、どこかで

     聴いているのだろう、、、か?