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雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

  

   坂を駆け下りて来る

   ふたりの少女

 

   振り返って、

   見送る

   坂の下は海への道

 

   笑い声が残る

   歌声のように

 

   風が揺らぐ

   

   そして、わたしは

   老婆として、、、

   息をはずませながら

   北向きの坂を

   上ってゆく

 

   鳥が叫んでいる