坂を下る 前を往くわたしの影は足長だ この坂下れば 山蔭の池 猛暑 烈暑 の下り坂道 朝陽も 夕日も まして 真昼は 思念は焼かれ 感覚はあえぎ ただ 心拍のリズムが 身の奥で 過ぎていく刻を 追慕 している