月の鎌 | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

 眠れない夜の妄語を刈らむかな

 三日月の鎌さえざえと照る

 

  爆睡という言葉が あった

  遠い昔に あった

 

  眠りは おだやかに

  ためらいがちに

  やってくる ようになった

 

  疲労困憊した日も

  なすこともなく過ぎた日も

 

  夜の眠りは

  すこし寂しげに

  訪れるように なった。