グラスに | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

 贈られたグラスにワインを注ぎゆく

 独りといえど 晩餐豊穣

 

  秋の夜の

  さわやかな 冷気

  窓を閉め

  カーテンを開き

  17日夜の月影を迎える

 

  一人だが独りではなく

  気配のようにぬくもりが

  ふらりと訪れる

 

  喉を下っていくワイン

  酔うという豊穣

  あるいは つつましやかな歓び

  そして

  ここに在ることへの 深い感謝