朝の菜 | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

    生きるとはこういう事だよ朝の菜は刻まれながら香気を放つ

 

    今年も終わる

    新しい年を待つ

 

    何かが終われば

    何かが始まる

 

    いってしまった雲は

    かえって来ない

 

    雲のない空は

    果てなしの虚

 

    無いことは

    豊かであることの謂い

    なのであろう   たぶん

 

    そうして、わたしは、新しい年を

    待つ