さりげない風情で | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

    

     このようなさりげなさにて歳月がわたしの上を無為に過行く

 

      通過していく時間は

      ことさらだって、わめきはしない

      過ぎたあとでそれと知る

 

      だからといって

      わたしに何ができようか

 

      何も残されてはいない

      あぁ、と嘆息するばかりだ

 

      なげく声だけが

      記憶として耳奥に残る

      妙にぬくい声が、、、、

 

      この頃、やっと、そのことに

      わたしは気づいた