そうして、やがて | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

 あの雲はどのあたりまで行くのだろうか、そうしてやがて 空に解けなむ

 

  電車は待ってくれなかった

  次の急行を待つ

  15分、ホームに突っ立って

  雲を見上げる

  髭の爺さんの横顔だ

  アゴのあたりから崩れていく

  消えかけた飛行機雲は、真上だ

  

  電車はまた通過した

  わたしは遅刻のメールをする

  もうしばらく、

  雲を眺めていよう