そうして、やがて あの雲はどのあたりまで行くのだろうか、そうしてやがて 空に解けなむ 電車は待ってくれなかった 次の急行を待つ 15分、ホームに突っ立って 雲を見上げる 髭の爺さんの横顔だ アゴのあたりから崩れていく 消えかけた飛行機雲は、真上だ 電車はまた通過した わたしは遅刻のメールをする もうしばらく、 雲を眺めていよう