研究室DIARY~元・立正大学地理,地形・地質学研究室

研究室DIARY~元・立正大学地理,地形・地質学研究室

立正大学地球環境科学部地理学科,地形・地質学研究室在職時に始めたブログです.ここの記述は個人の考えであり,現所属機関の公式見解ではありません.

Amebaでブログを始めよう!

下記の2件について,八ヶ岳研究の経験から協力しました.

 

1)NHK BSプレミアム

トレッキング100 SP 「テントを背負って山に行こう」
7月28日(土)19:30〜20:59
 
→北八ヶ岳の地質について,アドバイスしました.
 
2)デアゴスティーニ・ジャパン
『日本の名峰DVD付きマガジン』 34号「硫黄岳」
8月28日発売予定
 
→中八ヶ岳地域の地質や火山噴火史のアドバイスと,写真の提供を行いました.
 
ぜひご覧ください.

立正大学を離れてから最初の総会・研究発表大会,評議員会に参加してきました.

新しい教員も含め,みなさんがんばって準備されたことが伝わる,スムーズな大会でした.懐かしい(というほど長かったわけではないが)学生にも会って呑むこともできました.

この総会を持って正式に,庶務会計委員長は解任となり,責任を全うすることができました.

 

次回は,何らかの発表をしたいと思います.

今年度も,共同研究のみです.

 

5月23日の,[H-GM02] Geomorphologyセッション

 

[HGM02-06] Relationships between the channel migration of the Amdarya, and construction of the ancient Buddhism temples and cities near Termes, south Uzbekisutan(島津弘・大石雅之)

 

なお,私は20日と22日に行きます.

 

3/30まで,在校生ガイダンス関連行事と新入生受け入れ準備に奔走し,その日のうちに大学を完全撤収しました.

在校生にも離職の挨拶をしましたが,学年ごとにリアクションが違って興味深かったです.プレゼントを頂いたかた,ありがとうございました.

 

今後もこのブログで,個人の見解ですが,火山や地形・地質や地理に関する話題を提供していきたいと思います.

私が着任したのと同時に入学し、また私と同時に卒業していく諸君、卒業おめでとう。お互いにがんばりましょう!

ニュージーランド,トンガリロのナウルホエ火山の写真と簡単なコメントは,立正大学地理学科のホームページの「今月の地理写真」にも掲載されています.

先日,品川キャンパスで今年度の報告会がありました.

地理学的報告については,島津教授からお話しをしていただきました.

玄奘三蔵も通ったシルクロードの道は,地形や気候環境と密接に関わりながら,その通るルートがいわば必然的に決まったというお話は,とても興味深いものでした.

 

今年度の報告会は,駐日ウズベキスタン大使も出席され,スピーチをされました.昨年度よりもかなり盛り上がったようです.

先日,ニュージーランドに行ってきました.

オークランドから入国し,レンタカーで拠点となるタウポの町に行って滞在しました.

 

旅の相棒となるレンタカー(トラックス,ホールデン).トゥランギ近郊で,タウポ・カルデラを望みながら.

 

ここからは,主目的であるトンガリロ国立公園のトレッキングのイメージです.

 

アルパイン・クロッシングと呼ばれるコースの最初からは,南方のルアペフ火山が遠望できる.

 

ナウルホエ火山.歴史時代の多数の溶岩流が観察できる.

 

同じく,ナウルホエ.

 

サウス・クレーターへの登りから.

 

サウス・クレーターから.

 

レッド・クレーター.複数の岩脈も確認できる.

 

フィーダー・ダイクを横から見る.

 

コース最高点から,これから行くブルーレーク,ノース・クレーター,エメラルド・レークスを望む.

 

エメラルド・レークス

 

エメラルド・レークスのうち,主コースから少しだけ離れた池が,最も美しい.

 

2012年に噴火した「Te Maari」火口.

 

 

 

滞在したタウポ・カルデラのサンセット.

 

オークランド空港近くの展望公園.エミレーツのA380がアプローチしている.

 

そして,私の旅はグルメに尽きる.さすがニュージーランド,ラムもワインもおいしい.

 

なお,もう少し詳しい情報は,ホームページをご覧ください.

帰宅してニュース映像で紹介された動画を見たら,噴煙の色と,コックステール・ジェットが見えることから,水蒸気爆発とみられる.少なくても現時点で大規模なマグマの噴出ではないと思われる.ただし,水蒸気爆発とはいえ,マグマがどの程度関与しているかは検討する必要がある.