題名の無い詩たち④砂を梳く 「すくう」と言うよりは 「梳く」の方が正しいと思った さらさらと指の間に砂をくぐらせる その感触が心地よくて 何度も何度も砂を梳いた 時が経つのも忘れ何度も何度も・・・ 砂がキラキラ光る 天を見上げると太陽の光が眩しくて 意味も無く砂を掴んだ さらさら 砂を掴むことはできない しばらくそのまま 無言で砂が指の間を流れる様を見ていた さらさら 砂が風で舞い上がって 飛んでいった・・・