砂を梳く

「すくう」と言うよりは 「梳く」の方が正しいと思った

さらさらと指の間に砂をくぐらせる

その感触が心地よくて 何度も何度も砂を梳いた

時が経つのも忘れ何度も何度も・・・

砂がキラキラ光る 天を見上げると太陽の光が眩しくて

意味も無く砂を掴んだ さらさら 砂を掴むことはできない

しばらくそのまま 無言で砂が指の間を流れる様を見ていた 


さらさら

砂が風で舞い上がって 飛んでいった・・・