題名の無い詩たち③とべない鳥 とべない鳥を飼っている 羽根は純白 瞳は澄みきった空のように蒼く 手触りはシルクのようにやわらかい とべない鳥を飼っている 小さな鳥かご 羽音も立てずただ止まり どこか一点を見つめている とばない鳥 その艶やかな羽根 吸い込まれそうな瞳 滑らかな毛並み 籠の鳥 そこから目が離せない自分 己が囚われていることに気が付かない 飼っているのは 私なのか 鳥なのか・・・