歩くと複数の犬たちが
後ろから着いて来て
膝、太もも、腰を
ドーン、ドンと
その複数の犬たちの前足でタッチされながら
前によろけながら歩いた事はありますか?☺️

私だけは今まで絶対に
やられる事はありませんでした。
この1年を抜かして。

まだ頭数も多くほとんどが
猟犬だった頃は
ご飯前やラン出し前の興奮している
猟犬達に背を見せられませんでした。

背を向けると後ろから攻撃されるからです。

ラン出し時もいつ事故が起こってもおかしくない異様な緊張の日々でしたので
私は常に、犬たちを統率しよう。
しなければ。
と思い、行動し
常に怒り、怒鳴り
喧嘩を止め、双方極度の緊張の日々を過ごしていました。

猟犬達と野犬、雑種達は見た目同じ犬ですが
種が違う。犬の姿をした猟犬という動物。

そんな昔の私の染みついた気構え
立ち振る舞いにより
幸せに一つの家庭で暮らしている子に
外で会うと、みなその子達は私を見て怯え飼い主の
後ろに隠れてしまっていました。
私のことが大好きだった実家の犬もそう。

犬たちは常に私は怖い存在だったのです。

今いる犬たちが猟犬から
野犬たちに変わった事も
大きな要因ですが、

人の世界も犬の世界も
リーダーになれる人、犬は
常に力、権力によって押さえつける様な事は無く

自然に人、犬たちが集まり
みんなに慕われる人、犬が
自然に他の犬たち、他の人たちから
あの人、あのにーちゃん(犬)
に着いていこう☺️
とする人、犬たちがリーダーなのです。
12年、保護をし
1000頭位の犬たちと共に生活して、やっと
犬たちとは友達だったんだ。
友達の関係にて
親であり、飼い主、保護主だったんだ。

リーダーにならなきゃ。
なんて犬たちに対して思っているうちは
犬たちに認められるリーダーになんて
なれなかったんだと

この1年で思えた事と

犬たちから見た私が怖い人から
友人に変化し
今まで絶対やられなかった
後ろからドーン、ドンと言う
犬たち特有の愛情表現、挨拶をしてもらえる様になった事が本当に嬉しいです。☺️