センターから厚木多頭飼育崩壊のシリーズの子を連れて来ました。現在センターは柴、四国犬、シーズー二件の多頭飼育崩壊を抱えていて
職員様達はとても頑張っています。

そして三年前の同じ日にも
センターに行っていたようです。
写真三枚はその時の旧センターの物です。

以下三年前のセンター記事

昨日のセンターでの出来事に
こんなコトがありました。

引き出しが終わり犬を車に積み込み
センター窓口で書類を書いている時に

乳腺あたりに拳大のシコリを持ったダックスを
抱え放棄しに来た女性の飼い主と

説明や説得、方法を丁寧に優しく話す
職員さんと出くわしました。

センター引き出しに行き放棄しに来る飼い主と会うのは珍しいことではありません。

犬を放棄しに来る人はきっと鬼の様な人を想像する
ことでしょうが みんな普通にその辺に
いる様な普通の人達です。

しばらく話を隣で聞きつつ
私は間に入り、放棄するまでに出来る事、

ご自分、お子様がこれから生きて行く中で
後悔しないように、ご自分達の為にも

頑張りまだやっていない出来る事はやってあげて
決断して下さいと。それに対してお手伝い致しますと。

しかもこのダックスは亡くなった実の父親の形見でも
あったのですからなおさらです。

お父様が遺族に天国から何を求めているかも
お伝え致しました。

自分達家族の為にもと。

それでも駄目な時はセンターに私の連絡を
聞いて下さい。私が受け入れますからと
お伝え致しました。

たしか、小さく飼い主は頷いた様に見えました。

職員さんにお願いし
私はセンターを後にしました。

たまたまアニプロの原様が午後にセンターに行っていてメールをくれました。

乳腺にシコリがある放棄しに来たダックス
警察経由で入っているよと・・・

? 
最初数秒意味が分からなかったのですが
すぐに理解できました。

放棄しに来たダックスの飼い主はセンターからの
帰りに何処かの道にダックスを棄てて帰ったのです。

勿論 聞いた瞬間は怒りが沸きました。

また、数年前にダックスを放棄しに来て
一緒に来た娘に顎をしゃくってダックスを職員さんに
渡させた飼い主の鬼の様な顔が頭をよぎりました。

この投稿は棄てた飼い主を批判する為の投稿では
ありません。

怒りや批判は無意味で届かないからです。

ただ、ただ、あの飼い主が決断し行った行動が
これから自分達が生きて行く長い人生の中で
残念で仕方がありません。

ただ、行動を汚点や過ちと思わない人には
なんて事無い事かもしれません。

あえて遺棄されたダックスでは無く人目線で
書きました。

ため息が出る出来事でした。

私以上にため息が出ているのは一生懸命
親身に対応した職員さんです。

日々お疲れ様です。

以上、
今読み返せば
私と放棄しにきた方との温度差を私が
理解してなかったと
思いました。